あいうえお勝利ランキング。「あ」の最多は秋山、「い」は稲尾、「う」は内海、「え」は江夏、「お」は小野

鈴木啓示 1977(写真:岡沢克郎/アフロ)

 苗字あるいはラストネームの最初の一音ごとに分け、それぞれの音における通算勝利1位の投手を並べてみた。濁音と半濁音の投手は入れていない。例えば、「へ」の1位は7勝のブレイディン・ヘーゲンズだが、そこに「べ」と「ぺ」の投手も含めると、310勝の別所毅彦がトップとなる。「ぺ」で最多のロドニー・ペドラザも12勝を挙げているので、ヘーゲンズを上回る。

筆者作成
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 200勝投手は「す」が最も多く、317勝の鈴木啓示――草魂の「そ」ではなく鈴木の「す」――の他に、303勝のビクトル・スタルヒンと215勝の杉下茂がいる。100勝以上は「か」の12人が群を抜く。そのなかで、120勝の金子千尋/弌大(北海道日本ハムファイターズ)は8位。400勝の金田正一には遠く及ばないが、あと8勝を挙げると、弟の金田留広に並ぶ。

「か」に次いで100勝以上が多いのは、9人の「い」だ。こちらは、そのうち2人が現役。163勝の石川雅規(東京ヤクルトスワローズ)と107勝の岩隈久志(読売ジャイアンツ)がそうだ。ただ、2人合わせても稲尾和久より6勝少ない。

 一方、「へ」と「れ」はいつ1位が入れ替わってもおかしくない。現在、「へ」にはジョニー・ヘルウェグ(広島東洋カープ)、「れ」にはカイル・レグナルト(広島東洋)とジョシュ・レイビン(千葉ロッテマリーンズ)がいる。今シーズンが1年目の2人だけでなく、2年目のヘルウェグもまだ0勝だが、リリーフでもシーズン7勝以上はあり得る。

 また、「あ行」と「さ行」はどちらも、5音それぞれに100勝以上の投手を擁する。ランディ・メッセンジャー(阪神タイガース)があと5勝を積み上げると、そこに「ま行」も加わる。「か行」は4音に200勝以上がいて、「か」2位の梶本隆夫(254勝)を含めた5人も行別の最多だが、「け」には30勝以上の投手すらいない。

 なお、「あいうえお本塁打ランキング」の本編と追補編、メジャーリーグ版の「ABC本塁打ランキング」はこちら。

あいうえお本塁打ランキング。「あ」の最多は秋山、「い」は池山、「う」は宇野、「え」は江藤、「お」は王

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