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「囲碁を巡るアート展」を観覧して思ったこと「棋士の意外な才能と棋士の親族」と「誤解をときたい」

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
「囲碁を巡るアート展」の柳田泰山の書=2023年11月22日、筆者撮影

11月22日から26日まで東京・銀座で開かれていた「囲碁の楽しさをアートで発見!アートの喜びを囲碁で味わう! 囲碁を巡るアート展」を観に行ってきました。

囲碁をテーマとした絵画やクラフト、囲碁棋士による作品が展示してあり、楽しいひとときを過ごしました。

棋士の意外な才能

棋士が色紙に揮毫するのはよく目にしますが、趙善津九段は写経を出品していました。

趙善津九段の写経(右)。左は藤沢里菜女流本因坊の色紙。
趙善津九段の写経(右)。左は藤沢里菜女流本因坊の色紙。

また金子真季二段は得意のイラストを展示していました。

亡くなった藤沢秀行名誉棋聖や加藤正夫名誉王座の作品もあり、秀行先生の作品は購入済みになっていました。スタッフのかたは驚いていましたが、まだまだ根強い人気があるのですね。(加藤名誉王座の書は非売品でした)。

棋士の親族はアーティストが多い

出品者には、棋士のご親族が多いのに驚かされました。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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