名人戦第6局の検討室で知ったこと
第48期名人戦は4勝2敗で芝野虎丸名人が井山裕太王座を下し、初防衛を果たしました。
決定局となった第6局、現地の控室できいたトップ棋士の話を少しご紹介しましょう。
芝野名人は不調ではなかった
8月下旬から始まった第48期名人戦七番勝負。
第1局から第3局で芝野名人が怒濤の3連勝をあげ、一気に井山王座をカド番に追い込みました。
第4、5局は井山王座が完勝で連勝し、はっきり流れを変えました。
第3局と第4局の間にアジア大会があり、そのときから芝野名人は単純な見損じをするなど調子を落としたように見えていました。第6局に向けて、芝野名人がどれだけ復調するかがポイントかと思っていたのですが、トップ棋士の見方はだいぶ違いました。
この記事は有料です。
内藤由起子の「花見コウ」〜囲碁観戦記者 ここだけの話〜のバックナンバーをお申し込みください。
内藤由起子の「花見コウ」〜囲碁観戦記者 ここだけの話〜のバックナンバー 2023年11月
税込330円(記事3本)
2023年11月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。