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家庭ゴミからおせち、メロン丸ごと3個・・・ゴミ清掃員マシンガンズ滝沢さんが明かす家庭ゴミの中身(上)

井出留美食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)
取材に応じて下さったゴミ清掃員でお笑い芸人のマシンガンズ滝沢秀一さん(筆者撮影)

日本で、1人1日当たりが出しているゴミの量は、925グラム(環境省、平成28年度、一般廃棄物排出及び処理状況等による)。全体のゴミ総排出量は4,317万トンで、東京ドームおよそ116杯分に及ぶ。平成28年度のゴミ処理事業経費は年間19,606 億円。実に2兆円近くの税金がゴミ処理に費やされている。その税金を負担しているのは私たちだ。

家庭ゴミの中には生ゴミや、まだ食べられるのに捨てられる食品ロスが入っている(筆者撮影)
家庭ゴミの中には生ゴミや、まだ食べられるのに捨てられる食品ロスが入っている(筆者撮影)

平成19年からの推移を見ると、右肩下がりに減ってきている。しかし、年間2兆円を費して処理しているゴミのうち、70%は生活系ゴミ、つまり、家庭ゴミとして、消費者である私たち自身が出している。

生活系ゴミと事業系ゴミの排出量の推移(環境省、平成28年度、一般廃棄物排出及び処理状況等による)
生活系ゴミと事業系ゴミの排出量の推移(環境省、平成28年度、一般廃棄物排出及び処理状況等による)

京都市の調査によれば、家庭ゴミの約4割が生ゴミで、そのうち約4割が食品ロスだ。

京都市、焼却ゴミの組成調査結果(2016年度)(国民生活センター発行「国民生活」 2018.8、京都市 環境政策局 循環型社会推進部 ごみ減量推進課「京都市における食品ロス削減の取り組み」より)
京都市、焼却ゴミの組成調査結果(2016年度)(国民生活センター発行「国民生活」 2018.8、京都市 環境政策局 循環型社会推進部 ごみ減量推進課「京都市における食品ロス削減の取り組み」より)

まだ食べられるのに捨てられる食品ロスを減らすことで、年間2兆円のゴミ処理費の一部は減らすことができる。

お笑い芸人で、かつ、ゴミ清掃員として働く、マシンガンズ滝沢秀一さんは、日々の仕事から、ゴミに関するネタを発見し、Twitterで発信している。その内容をまとめた著書『このゴミは収集できません』(白夜書房)は3刷となっている。

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コンビニ弁当や回転寿司の廃棄に物申す!お笑い芸人滝沢秀一さん『このゴミは収集できません』はなぜ売れる

日々発生している家庭ゴミの中には、どんな食べ物が入っているのか。滝沢秀一さんにインタビューの機会を頂き、お話を伺った。

家庭ゴミの中からメロン丸ごと3個、おせち、クリスマスケーキ・・・

ー(筆者)食べ物のごみということで、ご著書に載っていたのが、えのきバターが大量に捨てられていた話や、オリーブの瓶、お正月明けに酒が出てくるとか、コーラや栄養ドリンクの瓶が大量に出る話、ポテチとかチョコの話、バナナが大量に捨てられていた話がありました。それから缶コーヒーのゴミが減ったという話もありましたし、秋になるとスイカのゴミが減るとか、食べ物関連で教えて頂けますでしょうか。

滝沢秀一さん(以下、滝沢):そうですね。食べ物のごみは、やっぱり結構多いですね。全体的に食べ切れなくて捨てるというのが印象的な感じなんですけれども、金持ちの地域とかに行ったら、メロンが丸ごと3つ出てきたりとかするんですよね。

ーそうなんですか。メロン3つ?

滝沢:うん。そこの家だけじゃなくて、ちょろちょろとあったんですけれども、ひょっとしたらお歳暮かなんかで、もうそのままなのかなと思って、もう食べ切れないから捨てちゃうとか。余計なと言ったら失礼ですが、必要のないやりとりというか、本人が欲しがっていなかったりとかして、そのまま捨てちゃったりというのは見かけたことがありますね。

ーそうなんですか。結構、衝撃的ですね。

滝沢:「全く手を付けていないけれども」みたいなのとかあるんですよね。

ー私が写真をお送りした中にも、作業員の方が持っているこの高級菓子。

滝沢:ようかんのやつね。

ーブランド物で、その場で値段を調べたんですよ。5,250円。

滝沢:あの写真も衝撃的でしたよね。

ーそうですね。あれ(撮ったの)が5月だったんですけれども、賞味期限が10月なので、じゃあまだ5カ月あるじゃないと。

家庭ゴミの中から賞味期限5ヶ月残った5,250円の高級和菓子が出てきた。他に、鉄火巻きやピザ、カツ丼、菓子パン、コンビニ総菜など、すべて賞味期限や消費期限の前のものばかり(筆者撮影)
家庭ゴミの中から賞味期限5ヶ月残った5,250円の高級和菓子が出てきた。他に、鉄火巻きやピザ、カツ丼、菓子パン、コンビニ総菜など、すべて賞味期限や消費期限の前のものばかり(筆者撮影)

滝沢:本当ですよね。誰かにあげりゃいいのにね。

ーそうなんですよね。

滝沢:それこそ、知ったんですけれども、フードバンクとかなんかいろいろあるのにね。

フードバンクには季節が遅れてやって来る

滝沢:その(フードバンクの)存在自体を、意外とみんな知らないというのはあるかもしれない。僕でさえ、最近これ(ゴミ清掃員)に携わって、やっと知ったぐらいですからね。だから、そういうことも、やっぱり言っていきたいなと思いますね。

ー私は食品企業の時、売れなくなったもの、在庫がたまってきたものをフードバンクに寄付するというのを(過去に)やっていて。その会社を辞めてから、今度は3年間、「フードバンクの広報をやって」と言われてやっていた時に、すごく日本社会の食品ロス(の縮図)を見たんです。それは季節ごとに感じたのがあって。例えば、お正月が明けると、2万いくらのおせちが寄付されてくるんですよ。今どきおせちは冷凍で流通しているから、別に日にちが過ぎても大丈夫、賞味期限も十分にあるので、それが寄付されてきて。あと鏡餅とか、パックの餅とかが来て。全部そうなんです、季節が遅れてやって来る。

バレンタインが終わると、バレンタインチョコとか、ハロウィーンが終わるとみたいな感じで、クリスマスの場合だと、前に売れないと分かったら、クリスマスケーキがホールで寄付されてきたりというのがあって。

フードバンク勤務時代、寄付されてきたクリスマスケーキ。流通ルートに乗らないクリスマスケーキを寄付してくれる企業は、日本全体のうち、ごく少数に限られる(筆者撮影)
フードバンク勤務時代、寄付されてきたクリスマスケーキ。流通ルートに乗らないクリスマスケーキを寄付してくれる企業は、日本全体のうち、ごく少数に限られる(筆者撮影)

滝沢:季節を感じますよね。

クリスマスケーキ、ホールの半分が捨てられていた

ー季節ごとに、ちょっと違う食べ物のゴミとかはあるんですか。

滝沢:栗なんかもやっぱり出ます。イガグリのままだとか。そうだな。正月明けは、それこそおせち。半分ぐらい残されているだとか、クリスマスケーキが出るんですよね。

ーホールの半分?

滝沢:ホールの半分ぐらいですね。やっぱり食べ切れないという理由なんでしょうけれども。でも、ここ数年はちょっと多いような気もしないでもないんですよね。

ーそうですか。

参考記事:

クリスマスケーキ 大量廃棄の実態 一日500kgがブタのエサに 家庭ゴミにはホールの半分が捨てられ

滝沢:何でだろう。細かく買って食べればいいのかな、なんて思ったりするんですけれども、そうなると、多分下手したらインスタ映えしないとかと、なんかいろいろあるのかもしんないなと。そう考えると、食品ロスも根深いものがあるというか、社会と、流行と連動しているというか。

ーなるほど。クリスマスケーキとか、ハロウィーンとか、あと恵方巻とか。

滝沢:ハロウィーンは、くり抜いた、あの。

ーカボチャ?

滝沢:ポリバケツの底から、カボチャのあれと目が合ったりとかね。あれは結構怖いですよね。

ー怖いですね。

滝沢:「わっ」と思う。

ハロウィン前に店頭を飾るスーパー。ハロウィン限定の食品は限られた時期しか販売できない(筆者撮影)
ハロウィン前に店頭を飾るスーパー。ハロウィン限定の食品は限られた時期しか販売できない(筆者撮影)

精米機がコメ(米)ごとゴミとして出される

滝沢:ちょっと話は違いますけれども、やっぱり便乗ゴミみたいなのがいっぱい出てきて。壊れた椅子みたいなのとか、どさくさに紛れて捨てるとか。「この機会に捨てちまえ」みたいな、粗大ゴミで出すとお金がかかるのを知っているんで。秋とか、古い米が出てくる。

ー出るんですね。

滝沢:うん、出ますね。新しい米を買ったからとか、もらったから、古いのは捨てちゃえ!になるのかもしれないですが、米自体はそんなに腐るもんじゃないんでね。

ーそうですね。精米し直したらね。それは、どんなふうな形で捨てられています?

滝沢:袋に入れて、なんか。

ースーパーの袋とか?

滝沢:スーパーの袋とか、あとは、持った感じで、なんかジャラジャラいうから、何かな?と思って見たら、米だったりとか。あと、粗大ごみを捨てるときに、本当は駄目なんでしょうけれども、米の、何というんですか、ジャーっと。

ーありますね。

滝沢:うん。あれの中にそのまま入っているとか。「ついでに捨てちゃえ」ということなんでしょうけれども。

ーその、何というんでしたっけ? 米、精米機?

滝沢:精米機、というんですか、なんか3合とか押すやつ。

ー計量するやつですよね。

滝沢:そうそう。

ーボタンを押すと、びっと出てくるのですよね。

滝沢:それです。

ーあれの中に入っている?

滝沢:入っていたりとかしますね。もったいないなと思いますけれども。

ーそうか、米ですか。

地方のあるスーパーでは、精米してから1ヶ月以上経ったコメは商品棚から撤去して全部廃棄していた。現在はフードバンクに寄付しているという(筆者撮影)
地方のあるスーパーでは、精米してから1ヶ月以上経ったコメは商品棚から撤去して全部廃棄していた。現在はフードバンクに寄付しているという(筆者撮影)

滝沢:あとは季節は関係なく、ジャガイモの箱を丸のままと、なんか芽が生えたとか。それこそ、食べ切れなかったら、あげたらいいのになと思うんですけれども、やっぱりコミュニケーションも、今はそんなに近所と取らないような人とかも多いかもしんないから、そういうのが一つの原因なのかもしんないですよね。あげちゃえば、みんなで食えば食べられるのにね。

ーそうですよね。

レトルトカレー30〜40袋や野菜がたくさんゴミとして出て来る

滝沢:レタスとかは、わりかし出てくるんですけれども。

ーレタス、茶色くなるから。

滝沢:なんか足が早いからなんでしょうけれども。

ーじゃあ、透明な袋に入っているわけじゃなくても、そういうのが垣間見られるわけですね。

滝沢:やっぱりウイーンと(ゴミ収集車の)回転盤で破れたりとかするんで、そこから出てくるという感じですね。

ーよくそういうのを観察されましたよね。

滝沢:うん。何となく見ちゃうんですよね。見ようと思う。だから、分別されていないのは開けて見るんですけれども、そうじゃないのは、もう1個1個見ている時間はないんで。でも、破れたらやっぱり見ちゃうというか。しなびたコマツナとかそんなんとか。

ーやっぱり野菜は多いんですね。

滝沢:うん。白菜、食べ切れない白菜とか、まあね。パプリカなんかもよく出てくるんですけれども、ちょっと色添えでやって、あとはどう使っていいか分かんないとか。だから、瓶のゴミとかで言えば、オリーブだとか、何でしたっけ、小さいキュウリみたいなやつ。

ーピクルス?

滝沢:ピクルスか。あんなんとかね。例えばハンバーガーかなんか作って、それでちょっとワンポイントでやったけれども、あとはもう使い道が分からないみたいなのが。瓶の中に、そのまま入っていたりします。

ーそうか、じゃあやっぱり家庭野菜とかが多いんですね。

滝沢:うん。あとは、こないだあったのが、レトルトのカレーの封の開いていないやつが、30~40個ぐらい出てきたんですけれども、多分それってあれかなと思ったんです。緊急避難用かなんかで、貯蓄していたやつを、もう賞味期限が切れたからとか、なんかそういうことだと思うんですけれども。

ーなるほど。私は宮城県石巻に(東日本大震災の後に)通っていて、そこの小学校で授業をしたことがあって。小学校5年生に「おうちで余っているやつ、持ってきて」と言ったら、ある男の子はピクルスの瓶を持ってきたんです。お父さんが2個500円、1個300円なんだけれども、2個500円で買ってきて、お母さんも2個500円で買ってきて、全部で4個になっちゃったから持ってきたと言っていて。別の女の子がレトルトカレーを持ってきたんですが、それは「なんで余ったの?」と聞いたら、妹が、そのシールを集めていると。

滝沢:ああ、なるほど。

ーシールは要るんだけれども、カレーは要らないから余ったとかと言って。

滝沢:昔のビックリマンチョコみたいなもんですね。

ーそう。

滝沢:シールだけ取ってね。

ーそうですね。そういう想像もあるかもしれない。

滝沢:そうかもしれないですね。

ー結構、丸のまま捨てられるんですね。

滝沢:あと、半分に切られたリンゴとか、それで茶色くなっちゃったとか、そんなんはよく見かけますね。

ーさっきのそのレタスとかコマツナにしても、色が変わるとだめなんですかね?

滝沢:そうなんでしょうね。もう危ないとか、思っちゃうんですかね。

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冷蔵庫が食品ロス削減のキモ?

滝沢:俺は芸人をやっているじゃないですか。後輩に貧乏な人間がいて、冷蔵庫を持っていないやつがいるんです。で、夏は、その日に買ってきたものを食べるぐらいなんですけれども、冬になったらベランダにキャベツだとか何だとかをいろいろ置いておくんですよ。そういうやつは意外と、だから食べ物を無駄にしないというか、意外と、だからこれは俺はちょっと裏付けがないから、俺の予測でしゃべるんですが、冷蔵庫が大きい人は、意外と、そのいろいろな管理までいけないんじゃないかなとかと思っちゃったりするんですよね。目が行き届かないというか。

ー確かにそうですね。なまじ冷蔵庫があるもんだから、なければないで、やっぱり食べ切るじゃないですか。

滝沢:そうなんです。俺の後輩芸人みたいに、そんな小さい冷蔵庫だったら、その管理まで行き届いて、あと中に入っているものが覚えていられるとか。

ーそうですよね。私の記事で紹介していた、京都の佰食屋(ひゃくしょくや)というところがあって、そこは牛肉のすき焼きとか牛寿司とか、ステーキ丼のお店の3種類をやっているんですけれども、冷凍庫がないんです。

滝沢:へえ。

ーもう1日100食だから、100食売り切って、もう全部きれいにしてという繰り返しなので。

滝沢:なるほど。そうなると、本当に無駄がないですね。

ーそうなんです。それもすごいなと思って。

京都・佰食屋の中村朱美さん(中村朱美さん提供)
京都・佰食屋の中村朱美さん(中村朱美さん提供)

夫婦間など家族のコミュニケーションをとって食品ロスを減らす

滝沢:井出さんのことを知って、食品ロスがどうだろうなと思っていたから、嫁と冷蔵庫を2人で夜、見るというのを、ちょっと習慣化にして。

ーすごい!

滝沢:うん。「明日、これじゃあできるね」と、「じゃあ、ニラ買ってきたら中華できるね」とかと。意外と(家の在庫を)覚えていなくて、余計に買っちゃうことが、結構、今まであったから。そうなるとコミュニケーションも取れるし。

ーそうですよね。

滝沢:うん。だから、世の中のお父さんは、お母さんに全部、子どもの食べ物とかを全部任せているけれども、責任を持って、夫婦の間で、なんかいろいろそういうふうにしゃべっていけば、意外とロスが減るのかな、と思ったりとか。

ーそうですね。夫婦間で、賞味期限に対する考えが違うとか。

滝沢:男の人と女の人で、(違い)ありますね。

ーそうそう。いろいろなパターンがあるんですけれども、女性のほうが細かいパターンと、逆の場合と。

滝沢:あるある、うん、分かります。うちは嫁が、結構厳しいんだよな。だから、こないだのあの生卵のやつ、あんなに長く食べられるなんて、俺は知らなかったですもん。

ー本当にそうなんですよ。

滝沢:俺はそこから生卵を食べるようになりましたもん。「まだ、じゃあいけるか」と思って。

ーそうそう、ぜひ。にわとりが、24時間以上かけて1個を産むという。1日に1個しか産めないんです。

滝沢:そうなの?

ーうん。特売とかで(卵は)ばんばん出しているから、もうなんか産みまくりかなと思うじゃないですか。

滝沢:うん。

ーところがどっこい、1個しか産めないんですって。

滝沢:そうなんだ。

ーそうそう。だから、人が決めた期限で、結構ばんばん捨てているわけじゃないですか。自分がにわとりだったら、切ないと思って。

滝沢:すごい話だな。本当ですね。

ーそれは広めたいな、と思って。

関連記事:

賞味期限切れ卵は生で何日食べられる?ニワトリが24時間かけて産んだ卵を賞味期限で容赦なく捨てる私たち

滝沢:あの話も面白かったな。錦糸卵にして冷凍しておけばという。

ーそうですね。

滝沢:もっといろいろな人に、そんなのを知ってもらいたいですね。俺も知らなかったからな。

卵を生で食べることもあるイタリアでも賞味期限は日本より長い傾向にある。写真の卵は撮影日から数えても賞味期限まで20日間ある。日本では消費者向けの卵は一律14日間(筆者撮影)
卵を生で食べることもあるイタリアでも賞味期限は日本より長い傾向にある。写真の卵は撮影日から数えても賞味期限まで20日間ある。日本では消費者向けの卵は一律14日間(筆者撮影)

2019年1月8日の記事 「自給率5%のエビを捨てるなんて!」安く売買しすぐ捨てる日本への提言 マシンガンズ滝沢さん語る(下)に続く

注:環境省の発表では「ごみ」と平仮名表記になっており、マシンガンズ滝沢秀一さんの著書では「ゴミ」とカタカナ表記になっている。どちらの表記も使われるが、ここではカタカナに統一させて頂いた。

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け、誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てないパン屋の挑戦』他。食品ロスを全国的に注目させたとして食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。https://iderumi.theletter.jp/about

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