【バレー】STINGS愛知・宮浦健人「藤原は奮闘していたが僕、デファルコは戦えていないと思った」 SV男子
11月23日にジェイテクトアリーナ奈良(奈良県)で行われたバレーボールSV男子、STINGS愛知vsサントリーの試合後会見のうちSTINGS愛知分をお届けする。
小川智大、宮浦健人選手(STINGS愛知)
■ジェイテクトSTINGS愛知 ●小川智大選手(リベロ) 第1、2セットともに最後に追いついた感じがありますが基本的には向こうのパフォーマンスは良くても僕らのパフォーマンス悪くありませんでした。 引き続き第3、4セットも続けていこうとしましたが、第4セットに悪い部分が凄く目立ってしまってまあいう形(14-25)になって個人的には凄く悔しい試合です。 ●宮浦健人選手(オポジット) 第1セットは中盤ぐらいまでやれましたが第2、4セット目は序盤からやられました。 藤原(直也)選手は奮闘していたと思いますが、僕やデファルコ(トリー)選手とかはまだまだダメな部分というか、そもそも戦えていないなと思いました。 気持ちをもう1回入れてやらないといけないなと思います。 ――第4セットについて中盤からミスが多かったように見えたが小川選手はどのように立て直そうとしたのかと、宮浦選手には自身のパフォーマンスが落ちた点について。 小川:(ラリーを)取り急いでいた部分がありました。 ブレイクのチャンスの時にここで取りたいってなっていたところがあってディグは頑張ろうかなと思っていました。 (攻撃が)ムセルスキー選手主体のチームなのでどうやって攻略するのかと、周りの選手のスパイクをどうやって攻略しようかというのをずっと考えていました。 その前にサイドアウトが全然取れてなかったので点差が離れる前にもう1回サイドアウトの意識を強めた方が良かったなって今は感じています。 宮浦:第4セットはパフォーマンス落ちましたが、そこで自分が気持ちの面でも本当に点を取るっていうところができてれば、もっといいゲームができたのかなと思います。 メンタルの問題なので難しいです。 ――小川選手にディグが上がっていたように見えたがその要因について。 小川:ローテーションの(相手との)当たりがずっと悪かったです。 それは伝えていて僕のやりやすいローテーションではなく向こうのサーバーがやりやすいローテーションだったと感じていました。 そのローテーションも両チームの監督が決めていると思いますが、そこでも少しうまくかみ合わないところがありました。 サイドアウトに関しては相手のショートサーブ(への対応)はミドルの責任よりは後ろのアウトサイドと僕の責任でした。 そこは言い訳せずにもう少しクオリティー高く返せたらっていうのはあります。 毎シーズン対サントリーの時、僕はディグ本数がかなり上がっている傾向にあります。 試合前から明日拾えるという風に思っていて、ムセルスキーのボールも相性がいいのかわからないですけどかなり良かったです。 それよりサイドアウトの効果率が低すぎて戦えていなかったです。 中盤で競る状況であったらディグ1本で嫌な印象を向こうに与えられるかなと思います。 そもそもサイドアウトが全然簡単ではなく、むしろ向こうのリベロの藤中(颯志)とかがうまく仕事していてこちらのサーブを簡単に返してサイドアウトに繋げていました。 ああいう形で回すのが僕たちの理想ですが、僕たちのアウトサイドも僕自身も全然ダメだったですし築けていない部分がありました。 今日相手がやった、ビッグサーバーをキープしてオポジットのムセルスキー、アウトサイドのハイボール(ハイセット)を打てる選手に託してイージーサーブをしっかり返すのはSVリーグを戦う上での理想です。 それが全然できてなかったし向こうができていたので完敗でした。