【バレー】VC長野がアウェイで連勝 川村慎二監督「選手が本当にがんばってくれた」迫田「苦しい展開の中でも切り替えることができた」東京GBも連勝 SVリーグ男子
バレーボールSVLEAGUE-MENは24日、リクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館などで試合が行われ、VC長野トライデンツがアウェイでヴォレアス北海道に連勝。2年ぶりにリーグ戦での連勝を果たした。 25-17、25-22、23-25、23-25、8-15 前日は3-1で敵地で白星をあげたVC長野。デンマーク代表の主砲・ウルリックが怪我から復帰してフル出場。樋口裕希、迫田郭志の元堺コンビがスタートの対角を組んだが、ヴォレアス北海道の強いサーブにおされ、工藤が投入され、とりきった。 24日も樋口・迫田の対角でスタートしたがやはりヴォレアス北海道の強いサーブが長野を崩し、北海道が2セットを連取。2セット目から入った工藤もなんとか凌ぎ、POMのリベロ備と迫田がディフェンスで追い上げた。 北海道はエース張だけでなく鍬田、 タンメマー、池田、ミドルの井上らにもトスを配分したが前日よりもサーブレシーブ成功率の数字をあげた長野が最終セットを圧倒して15-8とした。 VC長野・川村慎二監督は「崖っぷちだからもう開き直るしかないよね」というような事は言いました。選手が本当に頑張ってくれた。ありふれた言い回しになってしまいますが、最終セットは選手たちの気持ちが勝ったと思います」と振り返った。 攻守に活躍した迫田は「サーブレシーブは監督にも評価してもらえているという自信はありますが、それでも今日もヴォレアスさんの強いサーブにおされた。攻撃についてはもっと高めないといけない。来週の大阪ブルテオンさんとの対戦は、まわりの皆さんの予想は大阪Bさんの勝ちだと思いますが、それを覆したい」と”パナソニックキラー”としての自信をのぞかせた。 東京グレートベアーズもアウェイで連勝。ベテランの柳田将洋が23日の試合で流れを変えて白星を呼び込むと、24日にはフル出場でチームに勢いをもたらした。 ジェイテクトは前日に敗れたサントリーにフルセットで勝利して今節も一勝一敗とした。WD名古屋もアウェイで広島にフルセットで勝利で連勝。 Vリーグは9連勝の昨季覇者の北海道イエロースターズを富士通が土をつけた。 SV&Vリーグ11/24結果 堺0-3東京GB ヴォレアス2-3VC長野 ジェイテクト3-1サントリー 広島2-3WD名古屋 富士通3-1北海道YS 埼玉3-1栃木 ヴェルディ2-3ガロンズ 三重3-1奈良 大同0-3鹿児島