【バレー】サントリー・髙橋藍「コンディションは非常に上がってきており、チームとのフィット感もいいものが作れている」 SV男子
11月23日にジェイテクトアリーナ奈良(奈良県)で行われたバレーボールSV男子、STINGS愛知vsサントリーの試合後会見のうちサントリー分をお届けする。
髙橋藍、ムセルスキードミトリー選手(サントリー)
■サントリーサンバーズ ●髙橋藍選手(アウトサイドヒッター) 今日しっかり勝ったことが一番重要です。 自分自身第3セットからコートに出て外からの形でしたが、コートの中の選手が勝ちにこだわってやれていたので、チームとして勝ったことがまず大きなことです。 しっかりと明日にも繋げていけるいい1戦だったと思います。 ●ムセルスキードミトリー選手(オポジット) 相手が非常に強いチームなので、勝てたことを喜んでいます。 貴重な勝ち点が取れて良かったと思います。 ――髙橋(藍)選手に。自身の今のコンディションは?サントリーのチームとのフィットについて。 髙橋(藍):コンディションは非常に上がってきていると思います。サントリーとのフィット感も今いいものが作れていると思うので、ここからさらに上げていけるかなと思います。 ――サーブについてショートサーブをミドルブロッカーに対して取らせているように見えるが狙ってやっているのか? 髙橋(藍):狙ってやっています。 (レセプション(サーブレシーブ)でミドルブロッカーが)崩れてもどちらか(ミドルブロッカー以外)にブロックを絞れますし、ミドルを使わせないというところもそうです。 あとはハイプ(バックセンターからのアタック)を消せればより効果的なサーブになってくるかなと思います。 ――同じ日本代表で戦うメンバーがいるチームと戦うことについて。 髙橋(藍):一緒に日本代表でやった選手を相手にする部分に関しては、自分自身の気持ちも高まります。 お互いが長所、弱点を知っているというか、そういった駆け引きがあったと思います。 その中で勝ち負けにこだわってやっていますが、このリーグを盛り上げていくためにもいい試合をしていけるチームだと思っています。 そういった部分も考えながら戦えていると思います。 ――ここまでSVリーグ戦ってきて、日本のバレーへの対応についてどのように考えているか? 髙橋(藍):もちろん日本のディフェンスという部分では、本当にトップレベルだと思っています。 自分自身もやりながらも感じています。 ただ強く上から打つだけじゃなくてコースや、プッシュとかそういったテクニックの部分を使っていかないと、得点を取っていけません。 そういった部分を意識しながら戦っていく必要があると思います。 ――第1セットで関田(誠大)選手が村山(豪)選手の片足踏切でのCクイック(セッターの後ろ側でアタックをする)をブロックで止めたが関田選手と代表でプレーしている経験からそこに上げてくるという意識で対応したのか? 髙橋(藍):特にコミット(ブロック(アタッカーの動きに合わせてブロックを跳ぶ))をしていたわけではないですけど、関田選手の上げ方が予測不能というか、そこで上げてくるんだっていうトスワークが非常に多いです。 そういった中で自分自身も我慢して跳んだ結果がブロックにつながったっていう形です。 ――ムセルスキー選手に。現在2位のチームと戦うことでいつもと違う心持ちのところはあったか? ムセルスキー:興味深い質問ありがとうございます。始めに申し上げた通りSTINGS愛知は本当に強いチームで非常に良い選手が多くいます。 今日もチームで試合前にミーテングで各選手についての分析をしていますので、そういったところを参考しながらプレーをしています。 ただ、私はどのチームが相手であっても、とにかく自分のベストを尽くすということだけを心掛けてやっています。 相手が上位のチームだからというようなことで特別なモチベーションとかという動機とか、そういった気持ちになるとかはなく、常に全力を尽くすということを心掛けてやっています。