【バレー】STINGS愛知・宮浦健人「藤原は奮闘していたが僕、デファルコは戦えていないと思った」 SV男子
ゴゴールミハウ監督(STINGS愛知)
●ゴゴールミハウ監督 まずはその結果を残念に思っています。 明日に向けて改善しなければいけない部分がたくさんあると思っています。 今メンバーが揃っていないという状況はあります。 但し今日チャンスは何度かありましたがものにできなかったのが、こういう結果に繋がってしまったと思っています。 ――ビハインドが続く苦しいゲーム見えたが、どのような形で改善しようとしたか? ゴゴール:私はそのように思っていないです。 ずっとビハインドではなかったと思います。第1セットは16-16 までは良いプレーができていました。 15-16のトランジションの場面でこちらのタッチネットのミスによって相手にポイントを与えてしまいました。 そこでしっかりと点を取ることはできれば2、3点差をつけることができたと思います。 そういった意味ではチームが今日は効果的ではなかったと思っています。 確かに第2セットはビハインドでしたが、第3セットはセットを支配していましたし、第4セットに関してはサイドアウトで苦戦してしまったのが、ああいう結果(14-25)に繋がってしまいました。 今のチーム状況の引き出しが少ない中でできることをしたと思っています。 全てのセットでS1(※)でのローテーションでサイドアウトを切れず、それで苦しんだ部分がありました。 第3セットに関してはS1のローテーションで相手の髙橋(藍)選手がミスをしてくれたことによって、そこでサイドアウトが切れました。 セットによりローテーションを変えていた理由(第1セットからS6、S1、S3、S5)は(相手に対する)いいマッチアップを考えていたためです。 それがうまくいかなかったのがこういう結果になってしまったと思います。 ――本日の試合の関田(誠大)選手への評価について ゴゴール:いいトス回しでいい状態でアタッカー陣いいトス(セット)を上げていたと思います。 1対1の状況になってもブロックされている場面が多かったですが、そこは関田選手が悪くないと思っています。 今日は負けた理由としてはパスが返らず、クイックを使うことができなかったので、非常に関田選手にとっては難しかったと思います。 連続でABパスを返せれば、関田選手もそのトスのマネージメントをより良くコントロールできたと思います。 けれども常にその難しい状況から解決策を考えなければいけなくなってしまいました。 特にパスが返らなかったことによって、ムセルスキー(ドミトリー)がブロックに上がっていた時には彼にとって凄くブロックがつきやすかったです。 但し、パスが返る時には関田はムセルスキーが藤原とマッチアップしていたにも関わらず、藤原に良いトスを上げて、スパイクを決める場面も多かったと思います。 関田選手が悪いとは思っていないですし、とにかくサイドアウトが切れなかったのはパスが返らなかったからだと思っています。 ※セッターがバックライトのポジションとなるローテーション。トップレベルで一般的なバックオーダーの場合はフロントレフトのポジションにオポジットがいるためフロントレフトからオポジットが攻撃する唯一のローテーションとなる。 オポジットがフロントレフトからの攻撃で効果を上げられないと判断される場合は、サーブの間にオポジットがフロントレフト→フロントライトに移動しフロントライトから攻撃をするケースもある。