大阪市・松井市長が定例会見1月4日(全文1)公共交通の脱炭素化でリーダーシップを
大阪市の松井一郎市長は4日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年1月4日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年1月4日) ◇ ◇
万博推進局を府市共同で設置
司会:それでは市長定例記者会見を開始します。市長、よろしくお願いします。 松井:はい。新年明けましておめでとうございます。昨年の緊急事態宣言についてはワクチン接種やさまざまな要請に対する皆さま方のご理解、ご協力により大阪においても宣言を解除することができました。しかしながら新たな変異株が確認されるなど、警戒が必要な状況は続いています。引き続き感染防止対策をしっかりと講じつつ、市民の暮らしを守り、経済再生の取り組みに努めてまいります。 さらにこれらを土台として大阪・関西万博のインパクトを生かしながらポストコロナを見据えた取り組みを進めることで、大阪の成長を図ってまいります。万博まで残り3年余りとなり、スピード感を持って準備を進めていくために万博推進局を府市共同で設置しました。関西の地域経済活性化の起爆剤となる万博の成功を目指し、関係機関と連携を強化し、開催準備を加速させてまいります。 また大阪の魅力を国内外に発信するなど機運醸成にも尽力をし、皆さまと一緒に盛り上げていきたいと思います。市民の暮らしや経済を支え、大阪の再生、成長を確かなものとするために市政運営に取り組んでまいりますので、今年もよろしくお願いをいたします。僕からは以上です。 司会:それでは質問をお受けします。必ずマイクを通しまして社名と氏名をお名乗りの上、ご質問をお願いします。質問は市政関連のみでお願いします。それではご質問のある社、いらっしゃいますでしょうか。いらっしゃいますでしょうか。朝日放送テレビさん。
経営破綻した病院への融資を協力金で相殺。受け止めを
朝日放送テレビ:ABCテレビの大野です。よろしくお願いします。昨年の8月に経営破綻した松本病院の件に関してなんですけれども、無担保で融資していた2億円、コロナ協力金で相殺していたこと、部局への聞き取りで分かったんですが、これの受け止めをあらためてお願いいたします。 松井:まず返していただくのが当然のことだと思ってます。当時の貸し方にも大きな問題はありましたけど、それは今もう検証のしようがありません。資料もないし、当事者もいないし。やっぱりこれは市民のお金なわけですから、貴重な税収、市民の税で納めていただいたお金ですから、やはりきちっとできる限り、ありとあらゆる手段を尽くして回収をさせていただきたいと思ってます。 朝日放送テレビ:もう1問よろしいですか。松本病院からは、このコロナ協力金を相殺に充てることは違うんじゃないかということで、福祉局に訴状を送っているということなんですけれども、これについてはいかがですか。 松井:いや、ほかにも医療は今、民事再生の中で、ほかの医療での収入も得られているわけなんで、われわれとするとそれはコロナの協力金だろうが、松本病院の運営の中での金額、財源だと考えてますんで、それをやはり、貸したお金をしっかり返していただくのはわれわれとすれば当然の権利なのかなと思ってます。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:次の質問をお受けします。毎日放送さん。