大阪市・松井市長が定例会見1月4日(全文3完)信念があり、明確な政策を打ち出せる人なら
大阪市の松井一郎市長は4日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年1月4日)」に対応しております。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年1月4日) ◇ ◇
後継指名をしないと決めた理由は
日本経済新聞:日本経済新聞の高橋です。市長選に関してなんですけども、先ほど都構想の住民投票後に、引退を決めたときに。 松井:ん? 日本経済新聞:任期での引退を決めたときに後継指名はしないと決めたっていうことなんですけども、後継指名をしないと決めたその理由というか、お考えっていうのはどういったものがあるんでしょうか。 松井:決まってしまうからです。今、さっきも言いましたけど、吉村さんと同期のメンバーが10年間それぞれやっぱりポテンシャル上げてきてますよ。去年の総選挙でも、あれも守島くんにしてもみんな吉村世代で同期ですよね、高槻の池下くんも。だからみんな府議会、漆間くんにしてもそうだし、10年間やっぱり十分、大阪の政治のど真ん中で、大改革の嵐の中でみんな活動してきましたから。吉村さんがやっぱり今、知事として注目は浴びてますけども、池下、漆間、それから守島、ここらがその下支えをしてきたんだから、十分能力高いと思います。それと同期でやっぱり一緒に市議会で、府議会でそれぞれ活動しているメンバーも、もうこの10年それなりに能力を積み上げてきたと、こう思っています。 日本経済新聞:ありがとうございます。
吉村世代にやってほしいという思いはある?
関西テレビ放送:関西テレビ、稲垣です。今の市長選の決め方についてなんですけれども、代表がそういう考えに、いろいろ考えたとは思うんですけども、例えば代表が言う維新のスピリットみたいなものを、スピリッツみたいなものを受け継いでいる方がきちんと、じゃあ電話調査で選ばれるかどうかっていったら、またこれ別の話だと思うんですけども、その辺のそういう手法を取り入れるに当たってのデメリットとか、その辺りはどういうふうに考えましたか。 松井:後継指名しないという理由の1つに、もう10年間、府議会、市議会、維新のメンバーとしてやってきた、これは甲乙付けがたいぐらいみんな能力高めてきましたから。特にやっぱり吉村さん同期組。われわれの、僕の同期はもうみんな僕より年齢が高い人のほうが多いからね。2003年初当選した、僕らの同期はね。だからそんな中で甲乙付けがたいと、選びにくいというのもあります、僕が。だから、そら10年やってる中で維新スピリッツがなく10年だらだら過ごしたっていうのは1人もいないわけですから、誰がなっても甲乙付けがたく、この市政を、市長になれるかどうかは選挙の結果ですから、でも十分、候補者として推薦できると思っています。 関西テレビ放送:代表、後継指名しないとおっしゃりますが、今までの話を聞いているとやっぱりそういったいわゆる吉村世代というか同期に当たるような方々、党内のそういう吉村世代にやっていただきたいっていう思いはあるってことですか。 松井:もうその世代が、例えば堺の永藤もそうだしね。維新の会の場合は今、国政においても藤田は41かな、今年。40代ですから。だからその世代がやっぱりこれからの10年、もう本当必死なってやる気力、体力、年齢っちゅうのも大事ですよ。そら上の人を駄目だっていうことじゃなくて、自分の経験でもね。だからやっぱり気力、体力、充実してるその世代が中心になって、これからもまだまだ大阪、東京と肩並べるところいくのにはまだまだ道半ばなわけだから、その世代がやっぱり頑張ってもらいたいなと。僕が維新の会やったとき46だから、橋下さんと一緒に。10年やってきて、もう11年目か、やってきてるわけだからね。10年なんていうのはあっという間ですけど、やっぱり当時と比べると気力、体力、衰えたなって自分で思うもん。