大阪・松井市長「市民の暮らしを守り経済再生の取り組みに努める」
大阪・松井市長「市民の暮らしを守り経済再生の取り組みに努める」
大阪市の松井一郎市長は4日午前、大阪市役所で定例記者会見を開き「引き続き(新型コロナウイルスへの)感染防止対策をしっかり講じつつ、市民の暮らしを守り、経済再生の取り組みに努めてまいります」と述べた。 【動画】大阪市の松井一郎市長が定例記者会見(2021年1月4日)
松井市長は会見で、昨年発令された緊急事態宣言について「ワクチン接種や様々な要請に対する皆様のご理解、ご協力により大阪においても宣言を解除することができました」と述べた。 しかし新たな変異株であるオミクロン株が確認されるなど警戒が必要な状況が続いているため、引き続き感染防止対策を行いつつ、市民の暮らしを守りけ経済再生の取り組んでいくと話していた。
報道陣からはコロナ感染の増加について大阪だけでなくオミクロン株の市中感染が全国的に広がっていることについて「感染事例が増えているだけか、市中感染が広がっているかどうみているか」という質問があった。 それに対し、松井市長は「デルタ株からオミクロン株に移り変わっているという捉え方をしています」と答えた。また「オミクロン株がインフルエンザと比べてどうなのかというところを専門家のみなさんの判断を出していただきたいというのを僕はいま希望しているところです」と述べた。 また、その理由として「インフルエンザと同程度であれば、インフルエンザ並みの形で社会を動かせばいい「オミクロンの特性についてぜひ専門家のみなさんの考えをお聞かせ願いたいと思います」と続けた。
報道陣からは年始の会見ともあり「今年どんな一年にしたい」という質問もあった。 松井市長は「まずはやっぱりコロナ対策をしっかりすすめていくことは当然のこととして、長引くコロナの感染症拡大の状況によって(飲食や旅行など)非常にj苦しんでおられる方もおられます。そういうみなさんが事業を継続できるよう経済も回していきたいと思っています」と抱負を述べていた。