美智子さま 昨年10月には福祉車両も購入し…「お手振りナシ」一般参賀に上がる周囲への“疑問の声”
昨年は能登半島地震発生で中止に
皇居で2年ぶりに行われた『新年一般参賀』。1月2日に全国各地から6万人以上が集まったが、上皇后・美智子さま(90)の“異変”に賛否両論の声が上がっている。 【写真】可憐すぎる…!ブルーのワンピース姿の佳子さまの「ハニカミ笑顔」 「昨年の一般参賀は能登半島地震の発生で中止に。そしてここ数年、コロナ禍の影響で参賀人数を制限しておりましたが、5年ぶりに制限なしでの開催となりました。皇室で参加されたのは天皇皇后両陛下、愛子さま、秋篠宮ご夫妻、佳子さま、常陸宮妃の華子さま。そして上皇ご夫妻でした」(全国紙皇室担当記者) 美智子さまといえば、昨年10月にお住まいで転倒し、右大腿骨を骨折された。手術を経て、現在は車椅子を用いながら、お住まいの仙洞御所で1日に2回、リハビリに励まれている。 美智子さまのお元気な様子に安堵する声が聞こえる一方で、この日のご様子に違和感を覚える人もいたという。 「車椅子に乗らず、杖も使わずにお出ましになったものの、皇室の方々の中で美智子さまだけが“お手振り”をされなかったのです。一般参賀では基本的に、天皇陛下から新年のご挨拶の後に一定時間、皇室の方々が、参加した国民たちにお手振りするのが通例です。それが美智子さまだけなかったため、ご体調に不安があったのではと、関係者から囁かれています」(同・皇室担当記者) ご高齢の美智子さまが一般参賀に出席されることで、同世代の国民は親近感を覚え、励みにもなるだろう。とはいえ、ご年齢ゆえの危険性もはらんでいるため、今回のお振る舞いに疑問を感じる関係者も少なくない。 ◆お手振りをされなかったことで逆に目立ってしまわれた 「“杖を使ったり、車椅子に乗って出席されればよかったのでは”といった声が聞こえてきます。骨折後にもかかわらず、お立ちになったのはさすがだと言えますが、お手振りをされなかったことで逆に目立ってしまわれた印象です。身体を支える大切な役割を担う杖を無理して使わず、もし再度転倒されたら……。 ご本人が“杖も車椅子もなしで出席したい”と主張されたとしても、負担が大きいのは誰しもがわかること。宮内庁など周囲にいる関係者が止めるか、最善のサポートをするべきだったのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト) 美智子さまの“お手振りナシ”のご出席には、ほかにも疑問視される理由があった。ある宮内庁関係者が明かす。 「実は昨年10月下旬、宮内庁は車椅子のままで乗り降りできる福祉車両を購入したのです。宮内庁が福祉車両を購入するのは14年ぶりだそうで、タイミング的に美智子さまのための車両でしょう。各自動車メーカーから最新型の車両についてのプレゼンがあった上で、美智子さまのために改良されたものが用意されたと思われます。当然、この福祉車両を購入する原資も国民の税金から支出されています。 車椅子を普段から使用されているのであれば批判は出ないでしょうが、今回のように一般参賀で車椅子に乗られていないお姿を見ると“なぜ車両を購入したのか”といった声が出てくる可能性があります。しかも、お手振りができない状態であれば、なおさら無理にお立ちにならず、車椅子を使用してお手振りをされることがベストな判断だったと思います」(同・皇室ジャーナリスト) 国民が疑問を抱かないように、いつまでもお元気な姿を見せていただきたい――。
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