「合流新党」代表選 泉氏・枝野氏が会見(全文1)新型コロナ収束まで消費税0%に
新型コロナ対策、今後最も重要なのは?
TBS:TBS【イチザワ 00: 19:45】と申します。大丈夫ですか。私からは2点、あらためてですけれども、新型コロナ対策についてお伺いします。これまでの政府の対策の総括、それから今後の対策として最も重要なのは何とお考えでしょうか。それからもう1点、関連して消費税の減免についてお二方とも触れていらっしゃると思うんですけれども、お二方ともこれまでの会見で長期的な税体系、それから社会保障、再配分の見直し、【********、******** 00: 20:14】。 司会:それでは先ほどと逆で枝野候補、泉候補の順でお答えください。 枝野:残念ながらこの間の政府のコロナ対策は、司令塔がないために各役所縦割りでてんでばらばらなことが行われている。そのためにPCR検査も増えませんでしたし、あるいは経済をどう立て直すかという話と感染拡大防止の話がちぐはぐになってきたと。やはり協力な司令塔、実はこれは本来、官房長官がやらなければならなかった仕事であると、私は経験者としてそれを強く感じています。従って私が内閣をつくれば強い官房長官の下で一元化をしてコロナ対策を進めていく、というふうに思っています。 税体系なんですがこの間、直間比率が逆の意味でアンバランスになっています。やはり直接税、特に富裕層などの直接税が非常に少なくなって、その分が逆進性の強い間接税になっていると。このアンバランスを是正して、税による再分配機能をしっかりと取り戻す、そうした視点から税体系全体を見直していくというふうに思っています。 司会:泉候補お願いします。
官邸が閉鎖的になってはいけない
泉:今、強いリーダーシップというお話がありましたが、実はそれに加えて大事なのは官邸が閉鎖的になってはいけないということです。Go To トラベルやあるいはマスクについては、官邸主導が行き過ぎて、また多くの方々の意見を聞かずにやってしまって失敗をしているというふうに思います。そういった意味では風通しの良い官邸主導でなければいけない。このことは私もしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。 そして税については、やはり今お話になった直間比率、私も同じ視点を持っています。消費税が増税をされてきたこの30年間でありますが、一方で税収、増収分はほとんど所得税、そして法人税の減税で失われてしまっているという現状にあります。やはりこれでは庶民が苦しい思いをする。あらためて税全体の見直しをするというのは、私は枝野候補とも共通していますし、新党のミッションだというふうに強く訴えたいと思います。 司会:ありがとうございました。それでは参加いただいた記者の皆さんからの質問をお受けします。一問一答形式でお願いをいたします。最初にルールを説明させていただきます。社名とお名前を名乗っていただき、どの候補者への質問か分かるようにご質問ください。お2人ずつ指名させていただきます。ご質問ある方いらっしゃいますでしょうか。順番にそちらから。 【書き起こし】「合流新党」代表選 泉氏・枝野氏が会見 全文2に続く