「合流新党」代表選 泉氏・枝野氏が会見(全文2)政権獲得のための奇策はない
立憲民主党や国民民主党などが合流してつくる新党の代表選が7日午前、告示された。国民民主党の泉健太政調会長と立憲民主党の枝野幸男代表が立候補を届け出て、午後1時から共同記者会見を行った。 【動画】「合流新党」代表選スタート 泉氏・枝野氏が共同会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「合流新党」代表選スタート 泉氏・枝野氏が共同会見(2020年9月7日)」に対応しております。 ◇ ◇
総理になったら打ち出したい政策は
NHK:NHKの【サク* 00: 23:16】と申します。よろしくお願いします。私から両者に質問なんですけれども今、安倍長期政権が終わりました。菅官房長官は「自助・共助・公助、そして絆」をスローガンにしています。そして石破さんは「納得と共感」をスローガンに東京一極集中を是正。岸田さんは「分断から協調へ」をスローガンにしています。これらとの違いを念頭に置きつつ、あらためてお2人の目指すべき国家像、総理になったら打ち出したい政策、これを端的に教えてください、よろしくお願いします。 司会:泉候補から。 泉:はい、ありがとうございます。私は生活を立て直す、そして全ての国民が輝く社会、これを訴えたいと思います。今、実は日本も多様な価値観の方々、あるいは多様な生活様式、家族の在り方も含めていろいろな方々がおられる。そういう方々が生きづらさを感じている、そんな時代じゃないかと思います。中にはハーフで生きづらかったり、あるいは障害を持っていて生きづらかったり、何かの治療をしていて生きづらかったり。こういう方々がもっと力を発揮できる世の中にすることが、実は相対として国の活力を増していくことができるんだというふうに思います。 今、自分自身は中流だと言い聞かせて、実は貧困層で生活をしてしまっている方々もたくさんおります。そういった意味では本当の幸せ、本当の豊かさというものをちゃんと実現できる社会を目指すには、もっと個々人の多様性を認めていかなければいけない、そういう社会制度を特に充実させていきたいというふうに思います。