3府県に「重点措置」西村&尾身氏会見(全文2)飲食店だけでなく、混雑した場所で感染拡大
西村康稔(やすとし)経済再生担当相と政府の基本的対処方針分科会の尾身茂会長は1日夜、記者会見を行った。 【動画】大阪など3府県に「まん延防止等重点措置」初適用へ 西村担当相と尾身会長が会見(2021年4月1日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪など3府県に「まん延防止等重点措置」初適用へ 西村担当相と尾身会長が会見(2021年4月1日)」に対応しております。 ◇ ◇
アクティブなシニアが感染の1つの大きなモードに
それからカラオケ喫茶の利用自粛ということで。アクティブなシニアの方が、これはかなり今感染の1つの大きなモードになっています。それから、このガイドライン遵守店の認証ということですけども、これも、今までもいわれていたことですけど、やっぱり一生懸命やっている、感染対策をやっている店にしっかりとした認証をして、そのことが本当にやっているということをしっかりと確認する作業が、自治体や、国や、事業者、これをやってもらうことによって、一般のわれわれ市民が、あ、ここは本当に、この認証は信頼を置けるんだと、このためには汗をかいてもらわなくちゃ。これ、市民がやることじゃないですよね。こういう意味でも、ここは汗をかいていただきたいということです。 それから、これは高齢者施設の頻回の検査。ハイリスクもいいですね。それから、実は今いろんな店でこういうテーブルに、アルコールで拭くというような、これは接触感染を防ぐということですけど、もちろんそのことも大事、手を洗うことも大事ですけど、われわれは今、飛沫感染、マイクロ飛沫ですね、これの感染がますます重要になっているというのは最近申し上げたとおりで。
自治体と国の本気度、これがないと
そういう意味では二酸化炭素のモニターというものをしっかりやっていただければということ、換気ですよね。これは極めて重要だと思います。それから医療体制。こういうようなことをパッケージでやっていただきたいということで。 私はそういう、自治体と国が今までに以上に汗をかいて、ただかくだけじゃなくて、本当に、難しいことですね、こういうのは。その難しいにもかかわらず、本当に真剣に、今まで以上に自治体と国がしっかりやっていること、その姿勢をしっかり一般の人に知ってもらうこと。ただの、これはパフォーマンスじゃなくて、本当に、この見回りというのは、言ってみればこれは象徴的、シンボル。ほかのこともそうですけど。そういうような自治体と国の本気度、これがないと私は、もう今、みんなコロナ疲れしているわけですよね、ここが私は条件だと思います。そういうことをやって初めて、この国や自治体の本気の汗かきに呼応する形で、一般の人ももう少し頑張ろうという気になって。 では、一般の人たちには、われわれ市民。もう、これは今までのようになんでも駄目駄目という、もうそういうフェーズではないと思います。やっぱりさっきの感染源に近いところ、めりはりのあるという行動を取ってもらって、そのためには感染リスクの低い行動、比較的、もう自由にやってください、のような、完全に安全なんていうことは、この世の中にないんで、しかしこのようなことは比較的大丈夫ですよということをはっきり言わないと、なんでも駄目という印象を、一部の人は持つ。そうすると余計不自由になりますよね。 そういうことで比較的感染リスクの低い行動というのはこういうもんだ、これ以外にもあると思いますけど。1つは感染対策を実施しているお店での会食ということで、さっきの認証ということが大事になってくる。だからこういうことをするためには環境づくりを国と自治体がやらないと。いくら市民に協力協力とお願いしても駄目だという、今、フェーズなんだということを申し上げたい。それから、できるだけ同居家族以外4人。これもよろしいですよね。 それから絶対出ていけない、不要不急ということですけど、出ますよね。私も出ます。毎日ここに来ています。そういうときでも、やっぱり混雑した場所や、時間を避けた活動。散歩してもいいです、買い物してもいいです、映画しても、美術鑑賞してもいいけれども、出たときにこうした混雑した場所、時間、実はこういうところで今感染が起きている。飲食店だけじゃなくて。