3府県に「重点措置」西村&尾身氏会見(全文3完)地方部と都市部で分けた考え方をすべき
西村康稔(やすとし)経済再生担当相と政府の基本的対処方針分科会の尾身茂会長は1日夜、記者会見を行った。 【動画】大阪など3府県に「まん延防止等重点措置」初適用へ 西村担当相と尾身会長が会見(2021年4月1日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪など3府県に「まん延防止等重点措置」初適用へ 西村担当相と尾身会長が会見(2021年4月1日)」に対応しております。 ◇ ◇
感染防止策徹底をこれまで以上にお願いしたい
西村:いずれにしても協力金のこと、それから支援策、アクリル板にも支援策がございますので、持続化補助金で支援ができますこういった換気については、環境省の補助金も使えます。こういったものを活用していただきながら、そして要請に応じていただけるように、丁寧に手続きを踏んでやっていただくことになります。 いずれにしても事業者の皆さんには、ぜひ感染防止策の徹底を、やはりこれまで以上にお願いをしたいというふうに思いますし、尾身先生から言われていますように、見回り、呼び掛け、こうした丁寧な支援策の周知も含めて、都道府県と連携して、われわれとしても汗をかいていきたいというふうに考えております。 司会:じゃあニコニコ動画さん。
重点措置適用は知事の要請が前提なのか
ニコニコ動画:ニコニコ動画です。連日お疲れさまです、よろしくお願いします。まず大臣、本来、重点措置というのは、緊急事態宣言に至るのを防ぐためのものだと理解しておりますけれども、本日、東京都の新規感染者が、緊急事態宣言解除後以降、最多の475人となりました。重点措置の適用について、大臣と都知事との間で話をされているっていうことは、これはまったくないのか、あるいは今回の大阪のように、重点措置の適用については知事からの要請が前提なのか、あらためてこれ、確認させてください。 尾身先生には、東京都については早期の重点措置適用の検討の必要性についてはいかが、お考えなんでしょうか、よろしくお願いします。 西村:指標を出してもらえますか、東京の指標。まず先ほどのご質問からの、お答えから言いますと、東京都知事と、この直近で、この何日間かで、まん延防止等重点措置の話をしたことはありません。ただ、緊急事態宣言の後半、解除が近づいてきたころに、その後の対策としてまん延防止等重点措置をどういうふうに活用していくのかという意見交換を、まん延防止等措置については行ったことがあります。 それで、これ、見ていただきますと、私ども警戒を強めている幾つかの理由がありますけれども、東京都はこれ、黄色のステージ3の段階に、かなりなってきているわけですね。ほかの埼玉・千葉・神奈川はまだ、特に神奈川は病床もまだ大丈夫ですし、1.0、きのうのアドバイザリーボードの専門家の皆さんの、いわゆる首都圏の実効再生産数も1前後ということで評価をされたというふうに承知しておりますが、東京がやや高く、今日も475人ですかね。きのうも414人でありますし、ということで、10万人当たりも、18人まできています。ステージ3の状況であります。 陽性率が4%ということで、まだ比較的低い状況でありますが、これは大阪とか兵庫と比べたら、この辺はもう赤が付いていますので、特に神戸は病床も非常に厳しいですし、この状況を見ていただいたら、明らかに違いが分かると思います。新規感染者の数も、もう赤のレベルになってきているということですね。