3府県に「重点措置」西村&尾身氏会見(全文2)飲食店だけでなく、混雑した場所で感染拡大
マスクのない会話、3密は絶対避けたい
先ほど言ったように【大きな 01:05:13】お店、どっかのお店行っても、歩いているだけでは感染はあんまり、リスクは低いけども、今までの、今のクラスターの分析をすると、いろんな事例があります。個々には言いませんけど。普通にやっていると、どっかある瞬間に人々が集まっちゃうというような混雑ですよね。このことが実は、今回の感染の大きな1つの要因になっている。大阪なんかもそうだと思います。 こういうことで、ここの混雑した場所や時間、それから3密を生じないように工夫した運動。ジョギングやテニス、野球、どうぞ、やってくださいということですよね。ちゃんとしっかりとこういうことをして、こう言う場所や時間、混雑したもの。 しかし、だけど、ここだけは避けていただきたいというのが、実は変異株があろうがなかろうが、基本的にはここはそんなに変わらないんですね、一緒。ここのことはよくめりはり、なんでも駄目で、不自由ということで、こういうことは比較的低いのでやっていただく。しかしこれは、たったこれだけです。絶対に避けたい、食事中も含め、マスクのない会話。3密、大声、それから前から言っている5つの場面。こういうことは、どうぞ。しかし、ここだけはというめりはりのある、そういう生活を、今こういう重点措置という、緊急事態宣言の次に強いあれですよね、措置をやっているわけですから、こういうことを。ただ、もう一度、何度強調しても強調することはないと思いますけど、こちらが非常に重要。このことをやっぱりやることで、一般の人も少し、こういうめりはりのあるということ。
高齢者へのワクチン接種は重要なエポック
ここ、難しいですよね。こちらも難しい、こちらも難しいと思いますけど、今このことをしないと、どんどん感染が広がる、今そういう状況にあるわけですよね、変異株のこともあって。今、首都圏も徐々に感染拡大しています。そういうことで、ぜひこの汗を、自治体が汗を、今まで以上にかいて、われわれも、全部が駄目、完全に元に戻る生活は、まだ少し無理です。今までの2年前、3年前、それは無理だということをみんなで認識する必要があって。ただし、それは全部駄目、あれも駄目ということじゃなくて、こういうことでめりはりをつけていただく。そういうことなら、もう少し頑張れるんじゃないかということです。次のスライドを。 結論ですけども、これ、私は高齢者にワクチンが届くのが、これはまだいろんな不確定要素がありますから、しかし今、国のほうでも地方自治体と一生懸命になって、これを届けようとして。やっぱり私は、今回のワクチン接種というのは、もちろん全日本の住民に大事ですけども、やっぱり高齢者へのワクチン接種というのは1つ、重要なエポックだと思います。これがおそらく今まで、予定どおりいけば、はっきりは分かりませんけど、6月ぐらいとしますよね。そんな1年先、2年先じゃない。もう、ちょっとの。ここまでの間に、ワクチン、ここまでの6月ごろまでが、私、去年の春ごろ、正念場という言葉を、たぶん専門家会議のときに使ったと思いますけど、1年後、たって、まさに、また新たな状況の中で、この6月までが正念場だと思います。 そういう意味で、変異株の影響を考慮すると、高齢者にワクチンが届くまでに大きなリバウンドを避けることが、現時点では、私は最優先課題だと思います。なぜかといえば、当然のことながらリバウンドがあれば医療が逼迫、医療への逼迫がすると、ワクチン接種に多くの医療従事者が協力するわけですよね。そこのワクチン接種にも影響が出てくるということで。ここは1つ、踏ん張りどころに今きていると思います。 そういう意味で、先ほどの重点措置のパッケージという話を。いわゆる時短だけではありませんよ。ほかの、先ほどの下のほうですよね、書いたところ。この実行は、もう私、何度も、この前も言いましたけど、そう簡単ではないです。いろんな難しさがある。実行は必ずしも容易ではないが、国と自治体は本パッケージ、今のこのパッケージですよね、実現に、今まで以上に汗をかいていただきたいということで。