大阪府・吉村知事が定例会見1月26日(全文2)新規陽性者数は本日も過去最多
日程について何か調整しているのか
時事通信:話変わりまして、大阪いらっしゃいキャンペーンについて既存の分の予約を停止、発表されたかと思いますが、観光事業者への影響を考慮して数日間の経過措置を取られるというふうにおっしゃってたかと思います。日程について何か調整されていることはありますでしょうか。 吉村:現時点について、まん延防止期間が始まってから数日間の経過措置を設けるということは、これはもう、これはある意味、国の方針でもあるんですけれども、それをお伝えしています。その具体的な日程、日数についてはまだ定まってないという状況です。ただ、どこかの段階で割引はもう使えなくなるということにもなりますし、府民の皆さんには先週の金曜日から少し、これについては利用の自粛をお願いしますというふうにお伝えをしています。 また、事業者の皆さんのご協力をお願いするわけですけども、その割引の範囲の部分で、例えば1万円であれば5000円ですけれども、そこの部分については事業者の皆さんに補填という形でお渡しをしたいというふうに思っています。当然これによってキャンセルが増えるわけですから、そのキャンセルに応じてこの割引額分の経済的な補填、支援を、観光事業者の皆さんにしたいというふうに思っています。それをやっていきます。日数はまだ決まってない、報告が上がってないんで、まだ決まってないと思います。 司会:それでは、ほかございますでしょうか。ABCさん。
教育長が教職員の待機期間短縮を通知。受け止めを
朝日放送テレビ:ABCテレビの大沼と申します。教育関連に関しましても濃厚接触者の待機期間っていうのを短縮するという通知文を教育長が今日出されたということで、これに関しての知事の受け止めをまた教えていただけますか。 吉村:教職員の話ですかね。エッセンシャルワーカーの話ですか。 朝日放送テレビ:そうです。 吉村:教職員については、やはりこれはもう僕はエッセンシャルワーカーだというふうに思っています。なので、濃厚接触者についてこの期間を短縮できるようにすべきだと思います。ただ、その通知をした上でですけれども、その先生、教職員がどういった仕事をされているのか、そしてその仕事の代替が可能かどうかっていうのを校長先生が教育長に相談するということにしています。それでどうしても代替が難しいということであれば、これはもう6日の短い期間で、陰性検査が確認できれば職場復帰という具体的な手続きをするというふうに、ことになります。そう聞いてます。 朝日放送テレビ:どういうときに短縮、なんですか、具体的に、こういう場合だったら10日から6日にできるっていうのはどんなものを想定されていますか。 吉村:それはやはりその先生の代替が利かないということだと思います。その先生がいらっしゃらなければこの授業がもうできないとか、代わりがもういらっしゃらないという場合には、やはり教育活動等を止め続けるわけにはいきませんから、そういった意味で陰性確認ができれば6日になると。代替が取れるかどうか、確保できるかどうか、もうそこがポイントになると思います。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。あと何度も聞いてるんですが、検査キットが不足しているということに続きまして、今、大阪府としては検査キットが不足してるというふうなことを感じてらっしゃるかということと、この辺り、国に関して要望したいことというのをあらためて教えていただけますか。 吉村:検査キットは不足していると感じています。とりわけ小さなクリニックなんかでは、検査キットが不足によって検査がいったん停止というところも、全体としては3万5000件やってるんですけども、ミクロで見ていくとそういったところもあると聞いていますから、やはり検査キットをできるだけ、それは不足してるという認識です。ここについて国に要望してます。国のほうで増産して確保するという連絡がありますので、それを急いでもらいたいと思います。ですので何か今の段階で、例えば無症状の検査場を閉めるとか、そこまでは、判断はしてません。検査キットが国から供給されると聞いてますから、それをできるだけ急いでもらいたいと思っています。