大阪府・吉村知事が定例会見1月26日(全文2)新規陽性者数は本日も過去最多
無料検査場を閉める基準はあるのか
朝日放送テレビ:どの段階でその無料検査場を閉めるとかっていう基準みたいなものは知事の中で何かありますでしょうか。 吉村:具体的な基準というのがあるわけではありませんが、検査が不足して、なかなか検査自体が難しくなってきているよというようなことであれば、医療機関とかクリニックにおいて、そちらのほうに当然検査キットを回すべきだし、そうなってくればこの無料の検査場というのはもういったん停止という判断をする必要があると思っています。ただ、検査キットが供給されるのであれば、これは続けたほうがいいと思ってますから。現時点では、検査キットは増産して供給するというふうな話も聞いてますので、それを急ぎお願いしたいと思っています。 また、全体においてもクリニックや検査場での検査っていうのはまだ今のところ、合計で3万5000件あるとおり稼働していますので、何か今の段階で無料検査場をすぐに止めるということには、という判断にはなってません。これが国からの見込みとしても、こういう検査キットがほぼ難しいんですとなれば、それはもう、すぐ判断しますけど、国からは供給するということの話があるわけですから、増産して供給するという話があるわけですから、それを信じて、できるだけ早い供給をお願いしたいと思ってます。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:はい、ほかに。MBSさん。
自宅待機SOSのつながりやすさは把握しているのか
毎日放送:毎日放送の有馬と申します。自宅待機SOSについて、現状かかりにくいなどの把握はありますでしょうか。 吉村:現状、1日2000件受けてます。24時間、150人体制でやっていますので、現時点でかかりにくいという報告は受けてないです。もちろんかけた瞬間何かってあるかも分かりませんが、かかりにくくなってるというのは聞いてないです。 毎日放送:今日ちょっとご家族で感染の方いらっしゃる方が自宅待機SOSに、今日の正午ごろに10回ほどかけられたそうなんですけど、つながらなかったというふうにおっしゃっていて、今後の対応として、回線数を何回線増やしたか、具体的な対策、何か考えていれば教えてください。 吉村:これ、ナビダイヤルで設定してますので、宿泊療養を希望される方、それから病院の紹介をお願いしたい方、健康相談の方、それぞれナビダイヤルでやってます。ちょっとお待ちいただくこと、これはあるとは思います。時間帯によってはそういうことがあると思いますので。ただ、あくまでもこれ、受け皿のSOSのコールセンターですから、これはもうつながりにくいということであれば、どんどん回線については増強していきたいと思います。増強していきます。 毎日放送:増強の考え示されているかと思うんですが、具体的にいついつぐらいまでに何回線ぐらい増やすとか、なんか目標とかあれば、もしあれば教えていただきたいです。 吉村:500回線まで増やす準備はしてますので、今150回線ですけど500回線まで増やす、この準備をしています。順次、500回線に向けて増やしていきます。 毎日放送:増強のめどなどは、今のところは立ってないということですかね。 吉村:これも直ちに増強していきます。 毎日放送:その感染された方に今ちょっとお話をお伺いしていると、自宅待機SOSについては、陽性の方がかけられるところであって、例えば症状のある方は受診相談センターにかけるだとか、受け手が判断して、電話をかけるところを選んでかけるというのが今のスタイルだと思うんですけれども、一括して何か府で取りまとめて、そこにかけて、そこから転送なりさせることっていうのは難しいんでしょうか。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見1月26日 全文3に続く