大阪府・吉村知事が定例会見1月26日(全文2)新規陽性者数は本日も過去最多
濃厚接触者の待機期間見直しについて希望があれば
読売新聞:すいません、コロナ特有の問題に関連してなんですけども、濃厚接触者の待機期間に関してなんですが、岸田首相のほうがきのうの予算委員会の中で、方向性は短縮の方向で検討すると再三申し上げてる、その方向で検討しますというふうに発言はしたんですけども、見直しの時期とか具体的には明言はされなかったんですが、現場を預かる知事として希望されることなどがあればお願いします。 吉村:できるだけ早く判断してもらいたいと思います。日々、患者は発生をしています。また日々、社会機能という面では、濃厚接触者の方が仕事に行けないということで、例えば医療機関であったり高齢者施設もそうですが、そこでの人員が不足するというような状況になっています。これは現実的にもうすでに起きてる問題で、今日もあしたも起きる、これから陽性者が増えれば増えるほど、それに釣られて濃厚接触者の範囲も増えますので、増えてくるという課題になります。まさに待ったなしの課題でもありますので、早く決断と判断をお願いしたいと思います。 司会:それでは、ほかありますでしょうか。時事通信さん。
飲食店見回りにはどのような姿勢で臨むのか
時事通信:時事通信の八木です。今回のオミクロンは重症化率が低く、基本的に軽症、中等症の方が、特に軽症の方が多いというふうな見方が、府民や事業者の間でも広まってきてるかと思います。そうなってくると飲食店のほうで今回の時短の協力ですとか、そういったことに協力いただけないようなお店も出てきてしまうかもしれません。そういった中で府は見回りなどを実施されるということですが、どのような姿勢で臨まれるのか、知事、お考えをお願いします。 吉村:見回りを行います。そこでは、見回りというか、ぜひ共同で感染対策をお願いしますということのお願いにあがります。とりわけ、まずは非認証店を回ります。非認証店でその対策をきちっと取ってくださいと、お願いしますということの、そういった見回りをしていきたいと思ってます。また、9時までの時短をお願いしていますので、9時以降営業されてるところについて、申し訳ないけども協力をお願いしますと、感染がこれだけ広がってきてる、もちろんコロナそのものによる重症はそこまでデルタと比べて多くはありませんけども、いろんな、圧倒的に数が多いと、またこれを特別な感染症として当然扱っていって、それは変えるものではないという前提の中で、さまざまな、医療機関を含めて社会の機能が非常に厳しい状況になっている、そういったことも踏まえて感染そのものの数をやっぱり、速度を落としていかなきゃいけない、そこへのご協力をお願いしますということをやっていくことになりますので、その理解を求めて飲食店の皆さんにお願いをして回るということになると思います。