【図解】新型コロナ「第7波」流行 「第1波」から振り返る
新型コロナウイルスの「第7波」が日本を襲っています。8月19日には全国で26万人超の新規感染者が確認され過去最多を更新。今冬の「第6波」をはるかに上回る流行となっています。日本がこれまでに経験した「感染の波」を振り返ります。(最終更新:9月2日) 【グラフ】第3波から第6波までの感染者の推移
●8月19日に26万人超 過去最多を更新
一般的に、メディアなどでは新規陽性者数が急激に増えた感染のヤマを「波」と表現しています。 コロナ感染の最初の波は、全国で1日あたりの新規感染者の報告数が720人を記録した2020年4月11日をピークとする流行(第1波)で、次は昨年8月7日に1605人を記録した流行(第2波)です。 2021年に入ると感染のヤマがひときわ大きくなり、1月8日には全国で7956人まで急増しました。これが「第3波」です。3月下旬からは再び感染が拡大して「第4波」が襲来。この流行では5月8日に全国で7234人の感染者が報告されました。 7月に入るとまた感染が急拡大します。これが「第5波」で、8月20日に全国で2万5995人と当時の過去最多を記録。東京都でも8月13日に5908人の感染が報告されました。 コロナ禍も3年目に突入した2022年。年明け早々、これまでをはるかに上回る感染の波が押し寄せました。この「第6波」では2月3日に全国で初めて10万人を突破。東京都では2月2日に初めて2万人を超え、それぞれこの時点での過去最多を更新しました。 6月になると、感染状況はやや落ち着きを見せたましたが、7月に再び爆発的な感染が始まりました。7月23日に全国で20万人を突破すると、8月19日には26万943人の感染が確認され、過去最多を更新しました。東京では7月28日に4万406人と初めて4万人を超えました。 (※)…記事内の新規陽性者数は「JX通信社/FASTALERT」のデータを参照