自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会(全文4)北朝鮮拉致問題にどう取り組むか
学童保育の充実は特に大事
岸田:子育て、少子化に対する対応としまして、私は政調会長時代も幼児教育の無償化、あるいは高等学校の実質無償化、こういった取り組みを進めてきました。こういった支援は大事ですし、私も総裁選挙において子育て世代における教育費、そして住居費の支援の重要性、これを訴えています。そしてこうしたさまざまな支援と併せて環境整備、これが大事になってきます。保育の受け皿の拡充は当然のことですが、それ以外にも小学1年生の壁なんていう問題もあります。さらには学童保育。これ、私は全国回っておりまして、学童保育の施設の老朽化、これはかなり深刻なのではないかと思います。これから子育てを考えていただくためにも、学童保育については特にしっかり目を向けて充実していくことが大事ではないかと思っています。 吉川:続いて高市候補、お願いいたします。 高市:今回公約させていただいております、ベビーシッターや家政士の利用についての税額控除制度、ぜひ皆さまにも応援をお願いいたします。それから病児保育ですね、今、大変赤字になってきておりますので、ここへの支援も充実させたいと考えております。それから多子世帯への支援の充実もしたいと思います。あとは日本、男性の育休、まだ7.5%でございます。この取得率をできるだけ上げていきたいなということでございます。これも法律に書き込んでもいいんじゃないかなと考えております。 また、若い方の所得を上げていくという取り組み、非常に必要だと思っております。フリーランスの方への対策も含めて、若い方の所得を上げていく、このための政策も打ち出しておりますので、しっかりと少子化対策取り組んでまいりたいと考えております。 牧島:続いて青年部、青年局から質問いたします。宮城県連、遠藤隼人青年局長、お願いいたします。
被災地の皆さんを政府としてバックアップしたい
遠藤:東日本大震災によって最も多くの、県民の大切な命を失い【******01:12:27】からお伺いします。東京オリンピック・パラリンピックが閉会いたしました。世界に向けてどのような発信ができたと捉えていらっしゃるか。また、わが県のみならず被災者の皆さまは立ち上がろうともがいている中、現在のコロナ禍にかなり苦しんでおられます。総裁候補者としてメッセージをいただければと思います。よろしくお願いいたします。 牧島:質問は東日本大震災からの復興についてです。それでは河野候補、お願いします。 河野:復興五輪、世界に向けて日本のオリンピック・パラリンピック開催に向けての努力というのをしっかりと発信することができたと思います。おとといでしたか、浪江町の皆さんとオンラインをやらせていただきました。町の復興に向けて若い方がだんだん戻ってきて、さまざまな努力をしていただいているということを聞いて心強く思う一方、やはりまだまだ後押しが必要な部分というのがある。あるいは何か新しいことをやろうとするとそこに規制の壁があるということも伺いました。復興に向けて被災地の皆さんがしっかりと歩みを続けていけるように、政府としてしっかりとバックアップしてまいりたいというふうに思っております。頑張っていただきたいと思います。 牧島:続いて岸田候補、お願いします。 岸田:復興五輪と位置付けられたオリンピック・パラリンピック、本当に多くの方々に希望、勇気を与えてくれました。特にパラリンピック、どんな困難にもめげず頑張っている姿、被災地の方々が大変な苦しみの中で頑張ってこられた、そうした努力、勇気を連想させる素晴らしい場面もたくさん見せていただきました。大きなメッセージであったと思っています。 そして併せて感じますことは、これは残念なことですが、選手村等において食材の扱い等、大きな問題も指摘をされました。しかしこういった点もしっかり踏まえて、まだまだ私たちは復興に向けて力を入れていかなければいけない、こういったこともあらためて気付かされた、こういった点もあったんではないかと思っています。 牧島:続いて高市候補、お願いします。