名古屋市・河村市長が定例会見4月11日(全文1)接種後相談窓口、開設以来11日間で479名が相談
日本中に広がるのを願っている
今日のマスコミの報道、または今日これネットで見ておられる方で、どうもなんか調子悪いないう方がみえましたら遠慮せずに、ナースさんがまず対応されますので、ぜひ。結構電話に時間が掛かるんだ言ってましたよ。わし、ナースさんに電話どうですか言ったら、いや、結構やっぱり皆さんいろいろ悩みがあるんで時間が掛かりますよとは言ってましたけど、丁寧に対応させていただくいうことでございますので、ぜひお電話をいただきたいと思います。必ずこれが日本中に広がっていくというのを僕は願っております。これがですね。いうことでございます。 なお、間違えられたら困りますけど、何遍もこれ言ってますけど、名古屋は超ワクチン先進都市でございまして、実はですね。水ぼうそうだとか、いろいろやってきましたね。ロタウイルスワクチン。それから、あの辺は定期接種。定期接種いうことは要するに国というか、国の負担でやるということですけど、まだ定期接種になっとらんので名古屋市として補助金なんかを支出して応援しとるのが、おたふくかぜ、それから子供さんの肺炎球菌、それから帯状疱疹ですね。帯状疱疹については補助金というか、名古屋市で応援させていただいとると。いいでしょう、これ書いて。ドクターがおりますんで。ちょっと言ってくれますか。 B:予防接種法に基づいて行われます定期接種を打っております。名古屋市は先進的に、いわゆる任意接種、法に基づいていない予防接種に対して助成をしてまいりまして、それに国があとで追い付いてきて、いわゆる任意接種から定期接種に変わるということをやってまいりました。今、市長がおっしゃったように3種類はまだ定期接種になっておりませんが、名古屋市が先進的にやってきたことは事実でございます。以上でございます。
体調が悪い方はぜひお電話を
河村:ということでございまして。東京の報道ばっかなもんでよ。だで、皆さんにちょっとええとこを添えといてほしいということです。その代わり名古屋はなんか問題がこういうふうにありましたら、ワクチンを打ったところがどうも調子が悪いでねえかということがあったときには丁寧にフォローをさせていただいとるということでございます。 ワクチンが人類を救ってきたというのは、これはまず否定することはできないと思いますね。よく言っておりますけど、私がいっとった名古屋市立の旭丘小学校の地下室へ行きますと年表がぱっとあったんです。よう覚えてますよ、わし。そんで理科系の人の科学者がずっと載っておりましたね。そこで、ジェンナーは覚えてますね、ジェンナー。種痘です。天然痘のジェンナーとか。パスツールだとか。日本人で言うと北里柴三郎だとか野口英世だとか、ずらずらっと出てきておりまして。ああ、科学者になるいうのはええもんだなというふうに小学校時代に思った記憶があります。それにもかかわらず、うそに包まれた政治の世界で生きることになっちゃいまして、人生疲れますけど、自分の選択ですから。ということでございますけど。 だで、完全に撲滅したのはジェンナー、種痘による天然痘。これは撲滅されたといわれてますね。だけど日本人というか、世界というか、にとって非常に大きなのはやっぱり結核ですよね。結核を、まだこれは完全撲滅になっておりませんけど、日本でも有名な方が、あの人がそうじゃないですか、5000円札の。は? 5000円札のは誰だった? ど忘れしちまったな、女性の。『たけくらべ』の。うん? 何? 大丈夫かい、おい。本当に。大丈夫? 樋口一葉さんとかね。それから正岡子規さんとか。それから、ようけ。うちのおやじの弟も小さい、小学生のうちに結核で死んだ言うてます。だで、そういう人生の悲しみに対して、BCGですけどね、BCG。あのBCGでも戦後、BCG反対運動いうてあったというのは聞いておりますよ。それでも、いや、これはええんだということで打ってですね。跡はちょっと、今、最近どうかしらんけど、跡は残りますけど、ものすごい数の人命を救ってたというのは間違いありませんわね。 ということでございまして、名古屋はこういうふうに対応をさせていただいておりますので、本当に皆さん、ちょっと体調が悪い方はぜひお電話をご自由にしてくださいということでございます。繰り返しになりますけど、おまえさんはワクチン打ったかとか、打っとらんなら近寄るなとか、そういうふうにならないように、ひとつ人権には十分配慮をしていただきたいということでございます。以上でございます。 【書き起こし】名古屋市・河村市長が定例会見4月11日 全文2へ続く