小池都知事が定例会見12月18日(全文1)新型コロナで献血者数が減少
ファイザーがワクチン承認申請、受け止めを
テレビ東京:すいません、テレビ東京の吉田です。今日、ファイザーのワクチンが厚生労働省のほうに承認申請されました。順調に承認されれば来年3月にも接種が始まる可能性がありますけれども、受け止めをお願いします。 小池:これまでワクチンがない中でいろいろ、これ世界中がそうですけれども、暗中模索で検査、そして隔離、対策などを行ってきたことを考えれば、ゼロから1になった。そしてまた、それに加えて何社か各国で3相など、実際の予防接種、もう始まっているところもあります。ですから、ゼロから1、2、3に変わるというのは非常に大きいことだと思います。 一方でアレルギー反応であるとか、安全なのかといったような、それぞれ報道などもあるかと思いますが、国としてこのファイザー社のワクチンをはじめ、これから陸続として各国で実際の接種等を経たものが、国内のほうに承認を求めてくるかと思います。今、申し上げたようなことを踏まえながら、国としての対応をお願いしたいと存じます。 それから、これから都として厚生労働省、それから区市町村、医師会と連携を取りながら、必要な方に確実に接種ができる体制の整備も進めてまいるということも付け加えさせていただきます。
菅総理のふるまいは適切か
東京新聞:東京新聞の松尾と申します。よろしくお願いします。このところ菅総理のインターネット番組での冒頭の自己紹介であったり、あるいは夜の会食の在り方が議論を呼んでいます。国のコロナ政策、対策の総責任者の振るまいとして、あるいはその緊張感の持ち方として適切であるかどうか、知事のお考えをお聞かせいただければと思います。 また関連してになりますが、政治家の方々にとって会食や会合というのはお仕事という面もあるとは思うんですけれども、ここ最近のコロナの感染状況を踏まえて、知事としては今後、会食や会合にどのように臨まれるか、お考えがありましたらお聞かせください。 小池:総理がどういう受け答えをされたのか、いろんな受け止めがあるかと思いますけれども、さまざまな方々から話を聞き、情報を得るということについては、必要なことなんだろうというふうに思います。そして一方で、夜会食などについてはみんなで気を付けましょうということを申し上げているわけで、これは私も含めて、国民や都民の皆さんが共にこの危機意識を共有しながら、適切に行っていくということが必要なんだろうというふうに思います。 会食についても5つの小ということも申し上げているわけでございますし、またそれぞれのお店でも利用される方々に対してもその点をご協力いただくなどして、徹底していただきたいと存じます。 いずれにしましても、リーダーとして国難を突破するという、そういう思いでこの年末年始を国民の皆さんや都民の皆さんと共に、つらい時期になってしまいますけれども、本来だったら楽しい年末年始ですけれども、つらい時期ではありますけれども、そのつらい思いを共に共有しながら、この間を次の明るい方向に向けていく、そういう思いで進んでいきたいと考えております。 【書き起こし】小池都知事が定例会見12月18日 全文2に続く