新規感染800人超「非常に多い」 小池都知事「都民の不安につながらないように」
東京都の小池百合子知事は17日、臨時の記者会見を開いた。この日の都内の新規感染者は822人と過去最多。記者から感染者数を聞いたときにどう感じたか問われた小池知事は「過去にない数字だ。これについては、非常にもちろん多い。そのためにも体制を整えていく必要がある。それが第一印象。都民のみなさんが、まず感染者数の数で驚いておられる。そこが不安につながらないように早速体制をひかせていただいた」と語った。 【動画】東京・小池知事が臨時会見 医療体制「最も深刻」に引き上げ
小池知事は「やはり感染症は人と人との接触や飛沫で起こるということがここまでの段階で分かってきている。そこをどう控えていくか。みなさまへの呼び掛けに頼る以外、現在の法律の立て付けではそれが唯一の道だ。その意味で、今回もみなさまがたにご協力をお願いしている」と説明した。 また、営業時間の短縮を要請している事業者を念頭に「書き入れ時の中で心苦しいところではあるが、引き続きの協力をお願いしたところ。一方で、これ(感染拡大)がずっと続くようなこともあれば、さらに経済のダメージも大きくなる」としたうえで「どのような形でバランスを取っていけばいいのか。色んな方々の知見、各国の例を参考にしながら、都民の不安を取り除きながら感染者の抑制などに当たっていきたい」とも述べた。 都内では、酒類を提供する飲食店とカラオケ店に対し、営業時間を夜10時までとする短縮要請を出していた。18日から1月11日まで継続されることとなっている。