50代から始めても遅くない!注目すべきiDeCoの<3つの手厚い節税効果>とは?NISAとの違いを分かりやすく解説
2019年に大きな話題となった<老後2000万円問題>や昨今の経済不安から、「投資を始めたいけど、なんだか難しそう…」と考えている方も多いのではないでしょうか。そんななか「投資は『よくわからない、得体の知れないもの』だから不安なだけ。だったらそれを取り除けばいい。」と話すのは、投資の学び舎「トウシナビ」代表・櫻井かすみさん。そこで今回は、櫻井さんの著書『投資への不安や抵抗が面白いほど消える本: 投資詐欺被害、貯金ゼロ、無職、離婚ありの「お金超恐怖症」の貧乏ママだった私でも今は純資産1億に到達!』から「iDeCoのメリット・デメリット」について解説します。 【図】iDeCoの全体的な流れ * * * * * * * ◆iDeCoは50代から始めても大いに意味あり! 少しでも年金を増やせないのか? そう願う人も多いと思います。 そこで、少しでも年金を増やす方法としては、国が認めるiDeCoの活用がやはり堅実的です。 iDeCoはご存知の方も多いと思いますが、一応、簡単にご説明しておきますね。 iDeCoとは「個人型確定拠出年金」の別称で、「自分で年金を作る制度」のこと。自分で、年金代わりになるものを積立てることができます。 加入できるのは、原則20歳~65歳未満。2025年からは、70歳未満に延長される予定もあります。 つまり、「現役時代に掛け金を積立てて運用し、60歳以降に通常受け取る年金に、プラスアルファしていこうね」という制度です。 iDeCoは、自分で毎月一定額の掛金を決めて、コツコツ積立てします。 掛金は5000円からスタートでき、1年に1回1000円単位で調整できるので、無理のない金額で続けられます。 掛金の上限額は、職業によって変わります。わからない場合は、勤務先に確認してみましょう。 自分で金融商品を選び、積立ててきた掛け金とその運用成果との合計を、60歳以降に私的年金として受け取れるようになっています。