庭にいた渡り鳥が海を渡って7カ月後…… まさかの“奇跡”に「泣けた」「凄すぎます」
毎年同じ時期に姿を見せる渡り鳥ですが、無事戻ってくるまでは心配なもの。この秋、堂々とした姿で戻って来た渡り鳥の様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で10万回視聴を突破、「泣けた」「おかえり」といった声が寄せられています。 【画像】まさかの奇跡
庭に現れる鳥たち
投稿したのはYouTubeチャンネル「Sekisuke Channel」さん。庭に現れる鳥たちの観察記録を動画にしています(野鳥の保護は行っていません)。 物置に入り込んでいるのはハクセキレイのチビ助2号くん。ピンチハンガーにとまるのが好きて、撮影されていることを気にもせず、羽繕いをしています。 ピンチハンガーのフレームは細くてとまりにくそう。投稿主さんは「新しくブランコを作成したら気に入ってくれるかな?」と考えています。 庭で縄張りを守っているのはホジ助くん。近くにはパートナーの雪ちゃんもいます。毎日仲良くやってくる2羽ですが、ちょっと気になることが。寒くなるとホジ助くんのモラハラが激しくなり、雪ちゃんを追い払おうとするのです。 ホジ助くんは2号くんの排除に本腰を入れ始めました。しかし、ホジ助くん自身も、最近頻繁にやって来るようになった若いオスに蹴散らされているのです。 ちなみにこのオスが飛んでくるとホジ助くんは逃げてしまうため、追いかけっこにもならず、完全敗北状態とのこと。当然のことながら2号くんも見つかれば蹴散らされているそうです。鳥の世界も大変だ。
ジョウビタキの鳴き声
そんな殺伐としたある日、近くでジョウビタキの鳴き声が。探してみると電線にとまる姿が確認できました。 こちらのお庭では2023年冬、ジョビ男くんというジョウビタキが過ごしていました。「もしかしたら?」と思って観察していると、斜め前の家の屋根を経由して庭までやってきてくれました。 庭先からのぞき込んできたのは、間違いなくジョビ男くん。投稿主さんは、海を渡って7カ月ぶりに無事にこの庭に帰ってきてくれたことを喜びます。おかえり、ジョビ男くん。 その後のジョビ男くんは、金木犀の枝で休んだり、おやつを取りに来たり、リラックスした様子。きれいな鳴き声もたくさん聞かせてくれました。