新教育長に「やってほしいのは高校入試廃止」名古屋・河村市長会見7月4日(全文2完)
800万なら800万で頑張らなあかん
中日新聞:すいません、中日新聞、【ナカムラ 00:46:25】です。ちょうどそろそろ資産公開の時期ですけれども、議員さんの報酬については、市長としてはどういうふうに臨んでいくというか、どのように進めていきたいか。 河村:ということは国会議員じゃなしに市会議員? 中日新聞:ではなくて、もちろん市会議員。 河村:市会議員ね。これ私も、まず市長をやりかけて12~13年で4億円ですわ、給料もらわずに市民に返したのは。これは良かったんですよ。それが、市役所の職員が1割給料を減らして減税につながったんで、1200億円、市民に戻してます。そういうのの引き金になる。と、議員も一緒にやってかないかんということなんですわ。だけど結局、一部だけもらわんでおるとつらいわね。政治的勢力がやっぱりものすごい違うでね。一遍で変わりゃ良かったけど。だけどなかなか変わらんもんだで。そりゃ議員1人擁立するのにもお金要りますしね。問題はそこですわ。 だけど少なくとも自分のポケットは、800万なら800万で頑張らなあかんことは事実だと思いますよ。特に私が将来どうなるかは別にしまして、私の場合は自分でこんだけ言ったんだで、死んでも、あの世でも800万で貫きますけど、私はですね。だけど、そこのところはつらいところですわ。候補者擁立にやっぱりお金掛かるもんな。ビラも配らんならんし。ハンディがものすごいある場合、そこをどうするかいう問題あるね。ということで、今ちょっと考えなきゃいかんなと。だけど自分の個人的なポケットは800万で、これは最低でも絶対頑張らなあかんと。頑張らないかんけど、それはできるじゃないですか。河村さんがやっとるがな、実際。ね。4億円返して。
1200億減税したら3200億税収が増えた
ちなみにあれですよ。1200億、市民に減税しましたら、3200億税収が増えたんですよ、実は。それは自然増もあって、大阪もそうですけど。名古屋で言いますと、私が秘書になったときの市民税の税収5000億。今、6000億あるんで。その伸びはだいたい2割ですけど、ほかの都市よりそれでも高いです。1200億減税して、なんで高いんだってことだね。減税してだもん、1200億。3200億税収で1200億減税ということで、3分の1、もともと受け取らなんで、なおかつフルにあるっちゅうんだから、減税の効果がいかにすごいかということを名古屋では実証したんです。したいじゃないんだよ、したんですよ。だから福祉がええわけで。 だけど皆さん誰も書いてくれやせんもんだで。知らんですわ、市民の皆さんが、これは、あんまり。政治はですね。だからあれだがね。国では減税減税いって。何を、この間まで反対しとって何言っとるかいうんですよ、本当に。だで、よう、悩ましいところです。だけど800万、個人年収800万は、それは貫かないかんっていうことは事実です。 中日新聞:ありがとうございました。 朝日新聞:じゃあそろそろお時間ですので、よろしいでしょうか。ありがとうございました。 河村:いいですか。 朝日新聞:またよろしくお願いします。 河村:すいません。 (完)【書き起こし】名古屋・河村市長会見7月4日