新教育長に「やってほしいのは高校入試廃止」名古屋・河村市長会見7月4日(全文2完)
人生の中で学校の成績は関係ない
その代わり人生のガイダンス、キャリアガイダンスっていうんだけど、オール1、オール2でもええと。俺はラーメン屋のおやじになりたいっていったら、例えば栄養というのはこういうもんだとか、それから小麦粉いうのはこういうものだとか、それからお客さんが来たときには、おまえさん、食って当たり前だいっていかんぞいうて、どういう接待をするんだとか、そういうようなことをずっとトータルでやっていくという、そういうトレーニングも同時に、高校入試廃止していくなら、やっていかないかん。数学の授業ぐらいやらないかん。 成績みたいの関係ないじゃないですか、別に、人生の中でそんなことは。生まれたときに金持ちの子であったり、そうでなかったり、体が不自由であったり、そうでなかったり、いろいろあるじゃないですか。それぞれみんなで応援しようというのをぜひ新教育長には、圧倒的にこちら側も応援しますんで、予算等については。子供さんをそういうことで死なせない、ないし伸ばすためには、1円も予算を惜しみません、これは。財政危機はうそですから、本当に。困ったもんですよ、もう。マスコミがまだ書いとるところあるでいうこと。そんな期待をしております。名古屋へ来ると子供がみんな楽しそうだないって、小中学校くると。みんな遊んどるがやいって。そんでええんですわ。そのほうが成績伸びるんで。ちょっと長なったかな。何遍も言わんと、これ分からんのだわ、意外と。 朝日新聞:ありがとうございます。 河村:すいません。
「飛翔」移設の可否などはいつ、どうやって決めるのか
朝日新聞:じゃあちょっと次、「飛翔」の話なんですが。名古屋駅前の「飛翔」のささしまライブへの移設っていうのはちょっと難しいのではないのかと議会で明らかになりましたけれども、今後移設の可否ですとか移設の場所ですとか、そういったことはどのように、いつ決定されていくご予定なんでしょうか。 河村:今のところ、わしもどこがええかちょっと分からんけど、あれ、南のほうの、港区かな、南区かなんかの場所がありますで、そこへしばらく置かしていただいてということで。そうむちゃくちゃ焦らんでもええもんで、その場所は、いうことですけど。せっかく造ったやつだでということですけど、ちょっと時間いただいて考えましょういうことですわ。 朝日新聞:ありがとうございます。現状未定ということに? 河村:未定ですね。 朝日新聞:分かりました。 河村:なんかええ方法ないかな。 朝日新聞:あと3点目なんですが、国際芸術祭の「あいち2022」という、7月30日に開幕します。よくご覧になってる有松とかも、市内の会場もありますけれども、どのような展覧会になってほしいか、ご所感をお聞かせいただければと思います。 河村:それはしっかりやっていただいて、また「トリエンナーレ」みたいな、ああいうことをやらんように。それから地元の方とは県が当然お話をされて、理解を得てやっておられるものと思っております。そういうことですわ。 朝日新聞:分かりました、ありがとうございます。幹事社からは以上です。ほかにもし、ありますか。