小池都知事が定例会見1月7日(全文)横田基地周辺住民への感染拡大を懸念
行動制限も目安を改める考えはあるのか
朝日新聞:ありがとうございました。1月幹事社、朝日新聞の釆澤といいます。よろしくお願いいたします。新型コロナに関することで3点、【代表質問 00:12:54】させていただきます。1つずつ申し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。 1点目は新型コロナのレベルに応じた行動制限についてお伺いしたいと思います。東京都のほうでは、レベルに応じた行動制限について定めをしています。一方、医療提供体制については、先月、知事から発表があったように、オミクロンの特別体制というのを取られていて、1週間のオミクロンの新規陽性者が100人以上だったりした場合については、レベル1から一気にレベル3になるというふうな運用が発表されました。 行動制限については、現在レベル1なんですけれども、レベル2になるためには、というかレベル2になる目安は、新規陽性者が1週間で500人というような目安があります。医療提供体制のときと同じように、こちらの行動制限についても目安を改めるという点についてどう思っていらっしゃるでしょうか。理由とともに教えていただければと。よろしくお願いします。 小池:すみません。時間の関係があるので、続けて。 朝日新聞:分かりました。2点目は飲食店の人数制限に関することです。きのう、モニタリング会議のほうで知事のほうから飲食店の人数制限について見直しを検討するというお話がありました。具体的なことはまた夜にということでしたけれども、基本的な考え方として、人数制限の依頼、それを実効性を持たせるためにはどのような方法を取るべきか、ということが2点目、お伺いしたいことです。
現在の人員体制や週当たりの見回り件数は
最後は飲食店の認証制度に関することです。東京都のほうでは認証制度を敷いていますけれども、一時、感染者が落ち着いてきたこともあってか、消毒液とかアクリル板の設置がちょっと不十分ではないかというようなお店も見受ける機会があります。東京都としての現状認識は、これについてどういったことかということと、現地での見回り、働き掛けについて、現在の東京都の人員体制とか、週当たりの見回り件数について、数字などデータがあればお示しいただけますでしょうか。以上、3点になります。 小池:まず1点目でありますが、行動制限をどのような形でオミクロンに対応したものにするのか、見直しはどうかというご質問だったと思います。まず行動制限については昨年の11月、国の考え方に基づいて示したものでありますので、国に対しましてもきのうもそうなんですが、オミクロンの特性に応じた対応方針の見直しを国のほうにも要望してるところであります。そして国の検討状況とか毎日の感染状況の推移、そして医療提供などの状況を踏まえて、専門家の意見を聞きながら必要な場合に適切に対応していきたいと考えています。 それから人数制限の依頼でありますけれども、これについてもモニタリング会議で専門家の意見も踏まえながら、必要な検討を進めてまいります。それから認証店について緩くなってるんじゃないかというようなご質問だったかと思いますけれども、TOKYOワクションの活用などについては、こうやってまたこのあとさまざま見直しをいたしますので、それはコロナ対策リーダーとつながっているということは何度も申し上げております。オンラインでつながっておりますので、そこを繰り返し周知を徹底しているところです。 そしてよく、それぞれのお店の方、とても協力的でありまして、お店の具合、つまりアクリル板張ってますよ、換気についての確認してますよ等々、写真でそのまま、写メでそのまま送ってもらったりして確認をしているところでありますけれども、ただ、職員が直接訪問をしておりまして、例えばオンラインが活用できないような店舗などもありますので、こういったところには直接訪問して再確認をしているというところです。非常にあと、こういった飲食店についてはそれぞれ認証を受けておられるところについて、引き続きお店、飲食店としっかり連携しながら、より安全な運営をお願いしたいというふうに思います。