「合流新党」代表選 泉氏・枝野氏が会見(全文3)山登りに例えれば5合目
辺野古計画撤回はどのくらいの本気度か
記者3:【*****のマタ** 00:50:17】です。辺野古関連でお伺いします。お2人から沖縄の民意を尊重するというご発言がありましたけれども、現行の建設計画を撤回して、県外にその機能を移していく。このことについて、どれぐらいの本気度でお考えなのか、ご説明いただければと思います。 司会:枝野候補から。 枝野:まず工事は止めると。その上で、日米同盟は大事にしなきゃならないということの中では、しっかりとアメリカと粘り強い交渉をしなければならない。それは大変なエネルギーの要ることだと思っています。私は真剣に考えているからこそ無責任なことを言うつもりはありません。簡単な交渉ではない。でもその交渉に全力を挙げてチャレンジするということは、特に沖縄県民の皆さんに自信を持ってお約束をさせていただきます。 司会:泉候補。 泉:私も基本的には同じですけれども、これまで日本の政府、日本の政治家は、アメリカとのパイプ、ルートがある意味限定されていたところもあると思います。アメリカの国内にも、やはり海兵隊の再編、そして沖縄にどれだけ本当に駐留する意味があるのかということを問う声はあるわけですね。やはりそういったことをしっかりと、アメリカの各層とも連携をしながら、われわれの仲間やら、衆議院議員おりますけれども、非常にアメリカとのパイプも持ちながら今、構築していこうとしておりますので、そういったことを生かしながら、次の選択肢、アメリカ軍そのものの縮小ということも考えながら検討していきたいと思います。
今後の沖縄振法はどういった形が望ましいのか
琉球新報:琉球新報の【チ**00:51:49】といいます。【*********00:51:50】ですけれども、両者とも先ほど、見直す、計画の考え方ということが一致されていると。一方で、旧民主党政権は県外施設、最低でも県外だといって、選挙に臨み、【***00:52:05】になりましたが、その後、辺野古移設に戻った経緯がありました。 今回、再び辺野古を見直すという方向で位置付けるのは非常に重い意味があると思うんですけれども、具体的にどういったアプローチで【*****00:52:24】ことを考えているのか。あるいは先ほど対米交渉というお話もありましたけれども、それも前回政権でももちろん【****00:52:32】したことではあると思うんですね。そういった反省を踏まえて、どういったところを特に重視していこうと思っているのかというのが1点目ですね。 2021年度末に、沖縄振興特別措置法が期限を迎えるじゃないですか。その継続の是非、あるいは今後の沖縄振法の在り方としてどういったものが望ましいのか、お考えがあれば教えてください。 司会:それでは泉候補から。 泉:私も政権のときには、沖縄担当の政務官もしていたことがありまして、沖振については非常に関心を持っています。一方で、従来の在り方をただ踏襲すれば良いのかというのは、沖縄そのものも決してそうではなくて、やはり自立の道というものをどう探っていくのかということはあったと思います。そういった意味で、やはり県とよく話し合いをしながら、ただやはりこのコロナ禍で、那覇空港も拡張したにもかかわらず、大打撃を受けているということからいけば、沖縄のある種、振興策というのは遅れも生じたり、経済の落ち込みもあると思いますから、そこはしっかりと支えていかなければいけないというふうに思います。 基地へのアプローチは、先ほども同じお答えをしたと思いますが、やはり沖縄に今、辺野古につくろうとしている機能を、日本のどこかにということかどうかも含めて、やはりアメリカとの話し合いもしていかなければいけないと思いますし、この防衛環境も日々変わっていくところもありますので、そういった推移を見ながら、やはり基本的には辺野古を止めた上で何ができるのかということを目標にしながら、頑張っていきたいと思います。 司会:枝野候補、お願いします。