「合流新党」代表選 泉氏・枝野氏が会見(全文3)山登りに例えれば5合目
リニアを見直さない安倍政権をどう思うか
記者1:フリーの【*********00:46:39】ですけども、コロナ禍でJR東海が赤字転落してもリニアを見直さない安倍政権についてどう思うかということと、違いを示す意味で、このままでは3兆円の融資が焦げ付く恐れもあるということに対して、見直すのかどうか。静岡の問題だけじゃなくて国民的に議論をするのかについてお伺いしたい。 司会:枝野候補から。 枝野:はい、静岡県の姿勢などもあって、従来の見通しどおりにはいかないということはほぼ明らかになっている、完成予定時期も大きく変わっているわけですから、こうした局面でご指摘のとおり、もう一度国民的な議論をする必要があるというふうに思っています。 司会:泉候補。 泉:基本的にはJR東海の判断ということになると思うんですが、やはり誰も予想できなかったコロナということで、人と人とが実際に会うということ以外のコミュニケーションがかなり発達しています。そういった意味では今、ここで議論を始めることは少し冷静さを欠くかもしれませんので気を付けなければいけませんが、やはりそういった全体の、社会の流れというものの推移を見ながら議論をしていく必要はあるというふうに思います。 司会:次の方
政権交代の実現には何が足りないのか
記者2:【***新聞社のカワグチ 00:47:56】と申します。お二方にお伺いいたします。現状では与党・自民党に政党支持率や党の代表を決める代表選でも注目度【******************00:48:08】ところかと思います。政権交代を山の頂に例えるならば今、自分たちはどこの【*******00:48:18】ですか。政権交代を実現するためには何が足りないのでしょうか。 司会:泉候補から。 泉:はい、山に例えれば5合目。まさにこれから本格的な登山が始まるというところだと思います。そして山に登る場合、チームであれば当然結束が必要です。足並みを乱していては全員が遭難する、これが山の怖さでもあります。しっかりと力を合わせて1つの政党、1つの訴えで取り組んでいきたいと思います。 司会:枝野候補お願いします。 枝野:ちょっと山登りに例えるというのは例えがうまくないような、私はしています。政権交代というのは、われわれがするのではなくて国民が決めることであると。最大野党としてわれわれのできることは、国民の皆さんに信頼できる選択肢を示すことであると。従って政権交代は国民の皆さんが決めることで、その選択肢を示せるかどうかというのは、次の総選挙、早ければ10月25日投票かもしれないという意味では、ぎりぎりで時間はないかと思いますけれども、今回、多くの皆さんにご理解をいただいて合流ができたということで、その大前提条件は整えることができたというふうに思っています。 その上で信頼できる選択肢として認めていただけるのかどうかということについては、それは泉さんのおっしゃったまさに結束力ということ、大きな1つだと思いますが、その上でなぜ今、自民党がこの7年8カ月間強かったのか、ということをしたたかに分析をして、それに対するカウンターを打っていくということだと思っていますが、まさにそれは戦略に関わることですので。自民党の方にも伝わるまでは申し上げないといつも申し上げているとおりです。 司会:では【*****00:50:12】