日本含む6か国「北朝鮮完全非核化に向け、連携強化で一致」松野官房長官会見11月18日(全文)
松野博一官房長官は18日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「松野官房長官が会見 北朝鮮ミサイル『さらなる挑発行為の可能性ある』(2022年11月18日)」に対応しております。 【動画】松野官房長官が会見 北朝鮮ミサイル「さらなる挑発行為の可能性ある」(2022年11月18日) ◇ ◇
北朝鮮のミサイルを巡り国際社会とどう連携するのか
男性:お願いいたします。 松野:冒頭発言はございません。 NHK:NHKの古垣と申します。北朝鮮のミサイルを巡る国際社会との連携について伺います。総理や外務大臣による関係国との会談、高官を含む政府関係者による電話会談などの実施、調整状況をお聞きします。また、アメリカや韓国と連携して、国連安全保障理事会の緊急会合などの開催を語り掛ける可能性についてもお聞きします。 松野:本18日、タイのバンコクで、カマラ・ハリス米国副大統領の主催によりAPEC首脳会議に出席している日・米・韓・豪・カナダ・ニュージーランドの首脳級による緊急会合が開催され、岸田総理が出席しました。6カ国の首脳は本日の弾道ミサイル発射を強く非難し、断じて容認できない点で一致しました。また、北朝鮮の完全な非核化に向けて、連携を強化していくことで一致しました。また、今次発射を受け、外務省の船越アジア大洋州局長は本日、ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表および金健韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長との間で、それぞれ電話にて意見交換を実施し、日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。これ以外に現時点で決まっている電話会談等はありませんが、政府としては国連安保理の場も含め、米国、韓国をはじめ、国際社会と緊密に連携して対応していきます。 また、わが国はニューヨークの国連代表部を通じて、米国や韓国等との連携を確認したところであり、安保理会合開催等については、わが国の立場を踏まえ、適切な対応を働き掛けているところであります。