国葬儀の実施「一定のルール設定目指す」松野官房長官会見10月14日(全文)
松野博一官房長官は14日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「松野官房長官が定例会見(2022年10月14日)」に対応しております。 【動画】松野官房長官が定例会見(2022年10月14日) ◇ ◇
3倍を超える格差は違憲状態とした大阪高裁判決への受け止めを
男性:お願いいたします。 松野:冒頭発言はございません。 NHK:NHKの古垣です。1票の格差について伺います。この夏の参議院選挙で1票の格差に3倍を超える格差があったのは憲法違反だとして選挙の無効が求められている裁判で、大阪高裁は今日、違憲状態だったとする判決を言い渡しました。一連の裁判では初めての判決となりますが、受け止めと今後の対応について伺います。 松野:今年7月に執行された参議院通常選挙については、全ての選挙区について1票の格差訴訟が各高裁に提起されたと承知をしています。本日の大阪高裁の判決については、選挙当時の投票価値の不均衡は違憲状態ではあったが、憲法上要求される合理的期間内に是正されなかったとは言えず、原告の請求が棄却されたものと認識をしています。本件に関わる1票の格差訴訟については、今後も各高裁において判決が言い渡される予定であり、その結果を注視してまいりたいと考えております。
国葬の検証で、ヒアリングした有識者の名前は公表するのか
共同通信:共同、【スズキ 03:41】です。国葬の検証について伺います。有識者へのヒアリングに関し、【会見 00:03:46】をつくらずに個別にヒアリングをする狙いについて伺います。また、ヒアリングをした有識者の名前は公表するのか、後ほど論点整理を公表するに当たって、誰がどういう意見を述べたということは明示されるのか、併せて伺います。 松野:今般行う検証は国葬儀の実施において不正や不適切な行為が行われたかどうかを対象とするものでなく、幅広い分野の有識者から意見を収集し、論点を整理するものであり、できる限り早期に複数の有識者から意見聴取をするためには、国葬儀事務局が主体となって個別にヒアリングを進めることが適当と考えています。また、意見の収集、整理は、【静謐な 00:04:31】環境で進めていくことが重要であると考えており、どなたから意見を聴取したかについては、意見と論点をお示しする際に併せてお示しをすることを考えています。