Jアラート「課題もあると認識」松野官房長官会見11月4日(全文)
松野博一官房長官は4日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「松野官房長官が定例会見(2022年11月4日)」に対応しております。 【動画】松野官房長官が定例会見(2022年11月4日) ◇ ◇
国連の委員会が入館施設の改善を勧告。政府としての受け止めを
司会:お願いいたします。 松野:冒頭発言はございません。 NHK:NHKの古垣です。入管施設について伺います。国連の委員会は日本の施設で去年までの5年間に3人の収容者が死亡したことなどに懸念を示した上で、日本政府に対して施設内の対応の改善を図るように勧告しました。収容施設の対応を改善するよう求める声は国内からも出ておりますけれども、今回の勧告についての政府としての受け止めと今後の対応を伺います。 松野:わが国の出入国在留管理行政に関して、ご指摘の勧告等がなされたことは承知をしています。他方で収容施設での処遇の改善計画に関する情報があったこと、長期収容を回避するための措置を検討していることなどは歓迎されており、わが国の入管行政に関して一定の評価もなされているものと認識をしています。今後、総括所見の内容を精査し、その趣旨を尊重しつつ、わが国の実情等を踏まえ、関係省庁において適切に対処してまいりたいと考えております。
Jアラート検証の必要性についての見解は
共同通信:共同、【スズキ 00:10:58】です。Jアラートに関して伺います。本日の【衆議院議員理事会 00:11:04】で運用の検証が必要だとの声が上がったほか、自民党の会合でもきのうの情報訂正を巡って原因究明を求める意見が出ました。現在、政府ではシステム改修を含めた改善策を検討してるとのことですが、検証の必要性や、検証を実施する場合にはそれをどうシステム改修に生かしていくのか、ご見解を伺います。 松野:Jアラートの送信時間をいっそう早めることなどについてさまざまなご意見をいただいていることも踏まえ、関係省庁が連携し、システム改修も含めた改善策を検討しているところでありますが、具体的な改善内容等は確定していないところであります。また、今回のミサイルについてはさまざまな情報がもたらされる中で、可能な限り速やかにJアラートの送信を行った一方で、課題もあると認識をしています。その上で申し上げますと、改善策を検討する中で、個々の課題については把握していくことになると考えております。