名古屋市・河村市長が定例会見8月16日(全文1)本当に情けにゃあ気持ちでいっぱい
半数というのはものすごい数字
これにつきましては当局に指示しておりますけど、なんかいろんな数字が、1割、2割違っとっても実は統計学上、大変なことで、なぜ少ないんだと、多いとか、そういう分析せないけません。どういうファクターがほかに入ってるのかということで。ぜひ当局には、僕も本当に知りたいです、なぜ名古屋が少ないのか。ほかの都市の、盛り場、繁華街都市の10万人当たりの陽性者数ということで、名古屋は他都市の45%と、ほぼ半数弱ということでございますので、なぜ少ないかということをちゃんと検証して、ぜひ報道していただいて、日本中に陽性者数を抑えるための、一助ばかりはないと思いますけど、大きな要素になると思います、をやっていこうじゃないかと。 また、東京の国立感染研なのか厚生省かなのか分かりませんけど、やっぱり半数というのはものすごい数字ですから。今のところ名古屋からすれば、今度500人だった体制を550人まで増やしますけど。保健所の地をはう連絡ですね、感染源の追跡、フォロー。それから市民の皆さんのなんといっても協力と。これがやっぱり大きいのではないかと思っておりますけど、ほかの要素があるかもしれませんので、これはぜひオールジャパンのために国のほうにも確認をしていきたいというふうに思っております。私からは以上でございます。
国際会議場での集団接種は予定通り始めるのか
幹事社:では幹事社から何点か質問させていただきます。名古屋市は名古屋国際会議場での集団接種を8月下旬から始める方向で国に申請をされてたと思うんですけれども、これは延期して実施するのか、あるいはもう申請を取り下げていったん実施を見送るというふうに判断されてるんでしょうか。 河村:今のところ特別な、8月の2日の週以降に開設予定の場合はワクチンの特別な供給は行われないことが示されておりますので、8月下旬を予定しておりました開設時期を当面延期することとしております。しかし国の動向をしっかり注視していく必要がありますので、いずれかの時期には実施の可否を判断していきたいということでございます。 幹事社:ありがとうございました。2点目なんですけれども、感染拡大に伴って今後、自宅療養者が増えることが想定されると思うんですが、急な容体の変化ですとか体調不良の相談に、名古屋市はどんなふうに対応していかれるんでしょうか。電話がつながらないとかですね。何か新たな取り組み等は検討されているんでしょうか。 河村:これはテレビでよくやられておりますけど、自宅療養者の健康観察やその後の急な体調不良等への対応として、地域の医療機関等による外来往診、電話診療など、医療提供に係る補助制度を今年4月から開始しております。また、6月からは県の制度に移行しまして、県が市のことをやるようになったということで、新たに訪問看護ステーションいうことを利用することが可能になっております。さらには、先ほど申し上げたように保健センターの体制の強化も併せて図っておるところでございます。これらの取り組みと、引き続きご協力いただける医療機関の拡大を図ることで、自宅療養者の方への医療提供体制を整備し、市民の生命と健康を守るための取り組みを進めてまいりたいということでございます。 幹事社:分かりました。次に金メダルの関係について伺いたいんですけれども、これまでに名古屋市に寄せられた批判など、苦情は総数で何件ぐらいに上っていて、主にどのような意見が寄せられていて、市長は全ての意見をご自身で確認されているのかどうか。もしそうであれば、それに対する受け止めもお願いできないでしょうか。 河村:8月13日現在で、電話、インターネット、文書などにより担当部署等へ寄せられた意見は1万3692件でございます。主な意見としましては、感染症対策の面で不適切だと。アスリートへの敬意に欠けると。それからセクハラだ、パワハラだと、そういう意見でございます。今、整理しておりまして、私もできる限り読んで対応していきたいと、そういうふうに考えております。