名古屋市・河村市長が定例会見8月16日(全文2)メダルの交換費負担は政治的寄付に相当
名古屋市の河村たかし市長は16日午前、定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「名古屋・河村市長、“金メダルかじり”あらためて謝罪 定例会見(2021年8月16日)」に対応しております。 【動画】名古屋・河村市長、“金メダルかじり”あらためて謝罪 定例会見(2021年8月16日) ◇ ◇
改めての謝罪に至った理由は
朝日新聞:朝日新聞の関です。冒頭ご自身のほうから謝罪をあらためてなさいましたね。これ、なんですか、先週も謝罪されてましたけれども、あらためてやるに至った理由を教えてください。 河村:いろいろつらつら考えておる中で、セクハラ、パワハラ、ハラスメントの講習を受けたというのもやっぱり大きかったですね。そういうあまり難しい言葉使うといかんぞという人もいましたけど、いわゆる環境ハラスメントみたいなことで、あ、そうなんだと。自分の言ってきたことは、周りを盛り上げようということでやってきたんだけど、それはただ今まで責任を問わされなかっただけなんであって、ハラスメントに該当するんだということが分かりましたので、やっぱりそれははっきり申し上げていかなあかんと、後藤さんに本当に申し訳ないなと。自分が間違っておったということをきちっと認めると、全て自分が悪かったということを認めるということをやっぱり一言言わないかんなというふうに思うに至ったということでございます。
木曜までは抵抗する気持ちがあった?
朝日新聞:前回の謝罪会見が木曜日で、ハラスメント講習は金曜日だったと思うんですね。で、講習受けたことによって自分の責任を全面的に認めたという説明ですよね。木曜までは抵抗する気持ちがあったという。 河村:抵抗というか、ハラスメントというのは僕の今までの理解に、あまり申し開きをするなとGoogleなんかに書いてありますけど。わびると、謝るということは申し開きをせずに全て自分の責任だということで、自分でその責任を取るということでございますが、言わせていただければやっぱり個人的に、よく、いわゆるハラスメントですね、意地悪を言うというようなことを中心的に考えてきたわけで、しかしそれは違うんだという。ある会ならある会の参加者の皆さんの中で気分を悪くするようなことを言うと、それはそれでハラスメントが成立するという、環境ハラスメントという概念が、申し訳ない、そんなこと知らんのかいと言われればそうですけど、よく理解しましたので、自分の都合で、いくら場を盛り上げようということを言ったって駄目ですよと、それは。受け取る人の気持ちいうのは知ってましたけど、そのことに深く思い至ったということです。 朝日新聞:よく反省をされたこと分かったんですけど、2回謝罪会見開かれましたけども、そのたびに市長の態度が悪いですとか反省してないように見えるという指摘がありましたよね。それを受けたっていうことはありますか。 河村:それは、そういう話もあるとは聞いておりましたけども、ないわけではないです。言い訳はやめておきますか。あそこの、外でやると暗いんですわ、あそこ。だで字が見えんのですよ、あれ、本当に、実際。市長室から出たところは。 朝日新聞:1回目そうでしたけど、前回、木曜日はここだったじゃないですか。ここは文字が見えていたのに態度が悪いというような批判もありましたよね。そこは考慮されたんですか。 河村:いや、それはそうだとすれば、ひとえに私の責任で、全て私が悪かったと、言い訳はしませんいうことを皆さんの前ではっきり言う必要があると。後藤さんにも、もう大変、いろいろ不本意な、いろんなあれがあると思いますよ、こうなりますと。そっちもありますね。大変申し訳ないことで、ごめんなさいねで、軽い言葉で言うとまた怒られますので、本当に僕の責任でございましたということをはっきり言うということです。 朝日新聞:分かりました。 河村:全てです。全て僕の責任でございます。僕が悪うございましたということでございます。どうもすいませんです。