名古屋市・河村市長が定例会見8月16日(全文1)本当に情けにゃあ気持ちでいっぱい
基本的な感染防止対策の徹底を
市民の皆さまには、ご自身と身近な人を感染から守るため、帰省や旅行はオンラインで実施する、一緒に住む家族以外の人との食事は控えるなど、あらためて感染リスクのある行動を見直し、基本的な感染防止対策を徹底していただくようお願いいたします。 次に新型コロナウイルスワクチン接種の状況についてご報告いたします。国のワクチン接種記録システムの本市分の統計によれば昨日までに88万5490名、42.8%の方に接種を行いました。そのうち67万6948名、32.7%の方が、ほぼだいたい3分の1になりますけれども、2回目の接種を終えております。集団接種および大規模接種会場の予約状況については、本日午前8時時点で集団接種会場の予約率は100%、大規模集団接種会場は69%となっております。 すでに8月13日に発表しておりますが、愛知県の設置する大規模集団接種会場、名古屋空港ターミナルビルにつきましては8月19日から8月29日の期間に、合計で1900名分の予約枠を新たに追加いたします。予約は8月17日火曜日、午前9時より開始いたします。各日の予約可能時間が異なりますので予約サイトやコールセンターにてご確認ください。大規模集団会場のパロマ瑞穂スタジアムと今回追加する名古屋空港ターミナルビルについてはまだ予約枠がありますので、市民の皆さまにはぜひ、このワクチン接種の必要な時期に積極的な利用をお願いいたします。
日本赤十字社愛知医療センター第二病院と協定締結
かかりつけ医などでの個別接種、集団接種、大規模集団接種と選択肢がございますので、ご自身の希望に合わせて接種をご検討ください。また、大規模集団接種を予約されたのちに個別接種を希望し、医療機関に接種の予約をされた場合、予約が重複しないよう、必要なくなった予約をキャンセルしてください。1人でも多くの方の接種機会を確保するためにご協力をよろしくお願いいたします。繰り返しになりますが、市民の皆さまには、医療従事者や新型コロナウイルスに感染された方、関係する事業者の方、ワクチンを接種されない方等が不当な差別や偏見の被害に遭うことのないよう、個人情報のほう、人権尊重に十分な配慮をお願いいたします。 次に重度障害者の搬送先確保困難時における緊急的な立ち寄り協力に関する協定の締結でございます。今年1月、名古屋市内において長時間にわたり救急車の受け入れ先医療機関が決まらず搬送途中に心肺停止状況となってしまった事案が2件発生いたしました。このようなことを二度と繰り返さないため、8月17日に名古屋市消防局と日本赤十字社愛知医療センター第二病院におきまして本協定を締結しました。 この協定は、医療体制が逼迫し救急車の受け入れ先医療機関が決まらず、救急現場に長時間滞在する恐れがある場合に、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院の救急病床が満床であっても、救急車で緊急的に立ち寄り、重症者の症状を悪化させないように医師に応急的な医療対応をしていただくものでございます。最終的な受け入れ先医療機関が決定しましたら速やかに救急車で搬送を行います。また、新型ウイルス感染症に罹患した患者が心肺停止になる恐れがあるような場合には、その協定とは別に本日から藤田医科大学ばんたね病院さんと名古屋市立大学病院に、これまでよりさらに迅速に救急車の受け入れができる体制を整えるようにご協力いただきます。いずれにしましても医療体制が逼迫しないことがとても大切であるため、皆さまには基本的な感染防止対策を徹底していただき、感染防止協力にご協力をお願いします。 以上でございますけども、しょっちゅう言っておりますけど、この間数字を出しましたけど、繁華街都市の10万人当たりの陽性者数ということで、名古屋市28.2人、札幌市47.5人、大阪市62.2人、福岡市44.7人と、東京都新宿96.5人ということでございまして、だいたいほかの都市と比較した場合、名古屋は45%程度ということで、ほぼ半数ということになっております。