橋下徹氏「メディアは決定的な情報を一つ隠した」兵庫県知事選で指摘「告発者にも責められるべき点 SNSは全部ぶちまけた」
元大阪府知事の橋下徹氏が23日、読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。斎藤元彦氏が出直し選挙で再選した兵庫県知事選について言及した。 【写真】速攻寝返った兵庫県の市長2人 大手メディアがSNSに敗北したという論調で語られることも選挙だが、橋下氏は、「テレビがSNSで言われていることについて『実はこうなんですよ、違うんですよ』とSNSとのキャッチボールをしなかった」と私見を述べた。 その上で、「今回、SNSにイッキに流れたのは、メディアは決定的な情報を一つ、隠したんですよ」と語った。MCの今田耕司は「なんですか?」と聞くと「告発者の県民局長に服務規律違反があったと。仕事上使うパソコンを私用に使ってしまったと」と指摘。その一方で「中身はプライバシーの問題だから公にはできません」とも話した。 その上で「告発者にも責められるべき点があったということを前提に置いた上で、議論をすべきだった。だが、色んな大手メディアの制作陣が色々考えて、報じない、触れないということでいった。そこをSNSの世界では、『テレビは隠している』と全部ぶちまけた」と紐解いた。 橋下氏は「心理学的にもそうなんだけど、政治家も一番やっちゃいけないのは、情報を隠したということになったら信用はゼロになる」と語った。