大阪府・吉村知事が定例会見3月31日(全文2)3月中旬ぐらいから感染が急拡大
どれぐらいの医療機関の協力を得たいか
読売新聞:読売新聞の太田です。先ほどの質問に関連してなんですけれども、2次募集を行うということなんですけれども、知事としてはどれぐらいの医療機関の協力を得たいとお考えでしょうか。 吉村:本当にできるだけ多く医療機関の協力をお願いしたいと思っています。目標としているのが30床ですので、30床に達することになるように。ただ、そうはいっても手を挙げていただけなかったらなかなか難しいですから、これはあくまでも任意で手を挙げていただいているという仕組みでもありますので、30床を目標にして、あと10床の積み増しをしたいというふうに思っています。だから病院数については、あまりこだわりはないんですけれども、やっぱり病床数として10床の積み上げをしたいと思っています。 ただ、ここでもう20床、1つの病院で20床も手を挙げていただいたので、これは非常にありがたいと思いますし、数が少なくても積み上げていくことによって目標とする30床に達するように手続きを進めていきたいと思っています。ちょっと最後は本当に手が挙がるかどうかなので、難しい、僕がやるといっても、それは病院が、手が挙がらなかったらできませんから。条件はいろいろ現場がやってくれているので現場に、医療機関の、ある意味、これに合った条件にしながら、1つでも多くの重症病床が増えるようにということで今進めていっていますし。あと10床、30床を目標にしていきたいと思っています。 司会:次のご質問をお願いします。
244床が今日からの病床確保数になるのか
日本経済新聞:すみません、日経新聞の【フルタ 00:29:10】です。ミニ・コロナ重症センターに関連してなんですけど、一番右下に書いてある244床っていうのが、今日からの病床確保数になるということでしょうか。 吉村:そうです。この資料に、皆さんにお配りして、ちょっと僕は口頭ではもう言わなかったんですけれども、説明としては、今、大阪府が確保している重症病床が224床です。ちょっとこの重症病床が、国の定義と大阪府の定義も違う、東京都の定義もいろいろ違って。HCUを国は入れたりしているから、カウントの仕方はちょっと変わるんですけど。実際、人工呼吸器を付けてICUという形でいくと224床というのが今の重症病床数だし、大阪府から毎日発表している、僕からも毎日発信している数字というのは、この割合、この病床数に対しての重症者の割合でやっているのは、もう皆さんご承知のとおり。これは今、224床です。それに今回20床が増えましたから244床になるんですが、ただ、これはやっぱり来年の10月ぐらいの話なので、今急に増えるわけではないから、あまり、そこまで、今、急に20床増えるというものではないという意味ですけど、でも参考にしていただくという意味で記載をしています。 224床も変わってくると思います。今の大阪の感染状況を見てもそうですし、重症病床は今の既存病院の中でもやっぱりなかなか簡単に増えないんですけれども、感染が急拡大したときはお願いせざるを得ないというので今進めてますから。この母数の224というのも変わってくると思うので。ただ、この244っていうのは、そこまで意味があるわけではありませんが、ただ、今こんだけで、20床増えてこうなりますよっていうのは参考に記載させていただいたという程度にご理解いただけたらと思います。 日本経済新聞:分かりました。ありがとうございます。 司会:次のご質問。