大阪府・吉村知事が定例会見3月31日(全文4完)経済が疲弊すると失業者が増える
大阪府の吉村洋文知事は31日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事「現在の感染状況は完全に右肩上がり」 定例会見(2021年3月31日)」に対応しております。 【動画】大阪・吉村知事「現在の感染状況は完全に右肩上がり」 定例会見(2021年3月31日) ◇ ◇
冷凍配送の準備は全て終わっているのか
産経新聞:産経新聞の吉国と申します。冷凍配送、ワクチンのことなんですけれども、冷凍配送への切り替えに伴って、蓄冷材などの準備が完了するのが4月中旬の予定と以前おっしゃっていたと思うんですけれども、準備は全て終わってるのでしょうか。その状況を伺えますでしょうか。 吉村:蓄冷材の準備等が整いましたので、ここは少し時間が掛かることが見込まれていたんですけれども、できるだけ早くやろうというので働き掛けをして、ここは確保ができました。ですので、準備が完全に整ったので4月の8日発送分からは全て冷凍に切り替えるということになります。だから医療従事者分のワクチンについては、もう全て冷凍配送で行うと。4月8日からは冷凍配送で行うということになります。 産経新聞:確認なんですけれども、4月8日にスタートして、走りながら準備を進めるというわけではなくてもう準備完了してるということですか。 吉村:そういうことでいいです。準備完了です。 産経新聞:分かりました。ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。
雇用対策に対する思いを聞きたい
Lmaga.jp:エルマガジンの岡田です。雇用対策に関する質問なんですけれども、あらためてこの対策に対する思いと、あと仕事を探している方に対して窓口相談につなげるためのメッセージなどをお願いします。 吉村:コロナ禍で厳しい雇用環境に置かれている方、あるいはもう職を失われている方はぜひ相談をいただきたいと思います。広く相談窓口を設置していますし、なんとかわれわれとしては1人でも多くの方を再就職につなげるということを考えていますので、ここはもう悩まずにまずは相談をいただきたいと思っています。いろいろネット等操作できる方は「にであう」に直接できたりもすると思うんですけど、なかなかそういうネット操作もうまくないよ、どうしていいか分からないという方には、もうこの電話番号を準備して、どんなことでも、ここで相談窓口受け付けをいたします。で、その方にあった対応をしていきたいと思います。 これは、ちょっと仕事が困難だということになれば役所、市町村の福祉にもつなげていきますし、この方はこういうことが、仕事ができるんじゃないかということだったら、それにマッチした就職のカウンセリングであったり、あるいはハローワークの紹介であったり、それこそ、ここから「にであう」のほうにつなげていくということも、「にであう」が知られていないこともあり得ますから、若い人についてはそういう研修制度もあるよとか、いろいろ人によってニーズとかがまったく違ってくるので、1人1人に合った相談を受け付けようというのが今回の趣旨です。 なんでこんなことをするのかというと、これはコロナによって本当に日々の人数とか、感染症のところだけがものすごくメディアでもクローズアップされるんですけど、でもクローズアップされないところで本当にしんどい思いしてる方がたくさんいらっしゃるというのが、このコロナの大きな問題点だと思っています。そういった意味で経済が疲弊してくると、どうしても失業者が増えてくると。だからわれわれとしては失業になる方を少しでも再就職につなげていこうということです。