大阪府・吉村知事が定例会見3月31日(全文3)感染拡大力のほうが強い状況
大阪府の吉村洋文知事は31日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事「現在の感染状況は完全に右肩上がり」 定例会見(2021年3月31日)」に対応しております。 【動画】大阪・吉村知事「現在の感染状況は完全に右肩上がり」 定例会見(2021年3月31日) ◇ ◇
650人を超えると医療提供体制も厳しくなるか
共同通信:共同通信の山本です。感染状況に関するちょっとお話で、また恐縮なんですけれども、今知事、650人を超えてくるというご発言だったんですが、この2~3日の状況を見極めてというふうに、まん防の検討をこれまでおっしゃってこられたんですけれども、本日の時点でもうそれぐらい、600人に迫る勢いだというふうに報告を受けておられるんでしょうか。また、この650人という数は、今後、医療体制の逼迫考えますと、第3波でもかなり、それによってその後、重症者が増えたんですけれども、この数字、650人を超えてくると医療提供体制も今準備している中ではかなり厳しくなるというお考えでしょうか。 吉村:今日の陽性者の数というのは、またあらためて5時に発表しますので、そこで発表させていただきたいと思います。僕が申し上げたのは、これからの見通しの話ですので。今日、あすの予測とか、何か知っていることということではなくて、私自身の見通しとしては第3波より山は高くなるというふうに分析をしているということです。その際に、当然これは、今は若い人が多いですけれども、このあと高齢者のほうに広がってくるというのは、これは十分予測できますから、医療体制としては非常に逼迫した状況になってくると思っています。 前回の第3波の山と一番違うところと言うと、前回は11月の下旬ぐらい、12月の上旬ぐらいから比較的多い数で推移しながら、なんとかこれを抑えながらも、高い数で、水準で推移し、そして年明けに、がんと増えたということがあって。増えた段階で、もうそもそも医療が非常に逼迫している状況でもありました。重症センターについても稼働させるというので、フル稼働させなければならないというので、いろいろご協力もいただきながら進めてきたので、前回の650名という数字が出た段階で、もう医療としてかなり逼迫した状況の中で、さらにぐっと伸びたので、緊急事態宣言ということをお願いしたという経緯もあります。 今はこの1カ月間で医療体制としては、医療逼迫としてはずいぶんここは抑え込んできたので、そのときと状況は違いますが、ただ、今、急拡大していますので、今後この拡大はさらに予測されますから、医療体制としては逼迫してくるということは間違いないと思ってますから、その準備にも取り掛かっているというところです。 司会:ほかにご質問ございますか。