大阪府・吉村知事が定例会見3月31日(全文1)高齢者のワクチン配送、4月8日から
大阪府の吉村洋文知事は31日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪・吉村知事「現在の感染状況は完全に右肩上がり」 定例会見(2021年3月31日)」に対応しております。 【動画】大阪・吉村知事「現在の感染状況は完全に右肩上がり」 定例会見(2021年3月31日) ◇ ◇
4月1日からワクチン接種の相談窓口設置
司会:ただ今から知事の記者会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いいたします。 吉村:現在の大阪の感染状況、そして、まん延防止等重点措置の要請等に関しては、今日の4時から本部会議を開催いたしますので、そこで詳細に説明をさせていただきたいと思います。また、そのあと質問なくなるまで質問受けをさせていただきたいと思いますので、今会見についてはそれ以外の部分について説明をさせて、会見をさせていただきたいと思います。 1つ目です。ワクチンについてです。ワクチン接種に向けた取り組みについてです。まず4月の1日から府民の皆さん、あすからですけど府民の皆さんの問い合わせに対応するというところで、この専門相談の窓口を設置いたします。ワクチンについて府の専門相談の窓口を設置します。これまでも医療従事者向けに専門の窓口として設置をいたしておりましたが、これを一般の府民の皆さま向けに拡大をいたします。対象ですけれども、高度な問い合わせ、質問等に、府が専門家も配置して問い合わせにお答えをしていきたいというふうに思っています。
身近な相談は市町村の相談窓口へ
現在ですけども、参考ですね、2月26日から医療従事者の接種が始まっています。4月に入ると高齢者の接種が始まりますので、そのときに高齢者の皆さん、接種が始まる府民の皆さんからの専門的な相談を受け付けることができるように府で窓口をつくります。府民の皆さんの、いつ接種ができるの、どこでどうやるのとかいう窓口、相談については、これは基本的には市町村でやる事務になります。各市町村ごとに相談窓口を設置することになると思うので、そちらのほうに問い合わせをいただきたいと思います。高齢者の皆さん、住民の皆さんへのワクチン接種については市町村がやる。医療従事者については府がやるというふうに役割分担が、基本的には役割分担がありますので、その中でまずは市町村において細かな相談、身近な相談はそちらでやっていただけたらと思います。 市町村が分からないとか、難しい、専門的なアナフィラキシーに関する相談であったり、専門的な相談についてはわれわれでやります。医学的な知見が必要となる専門相談は市町村をバックアップする形で大阪府がやりますので、こちらのほうに相談をいただけたらと思います。ここは電話番号と、そして設置の、開設時間ですけども、24時間、土日祝日を含む24時間対応をしてまいりたいと思います。 また併せて、市町村がベースになりますが、そこに府もやりますし、国もこのワクチンについても相談窓口を設置しています。施策の在り方に関するご意見等ということでやっていますが、基本的には、まずは市町村、そして専門的なものについては府ということにご相談をいただけたらと思います。 ワクチンの配送センターの冷凍配送についてです。これ、この間も、立ちレクなんかでも何度かやりとりもありましたが、できれば冷凍で移動させたほうがいいと。冷蔵の移動が駄目というわけではない。これは厚労省の方針もそうなんですけれども、ファイザー社のほうから、ファイザー製ワクチンについてはできれば冷凍のほうが望ましいという報道がありました。これを受けて準備を整えまして、今後、大阪府のワクチンについては全て冷凍で行うという形になります。 これについては、高齢者のワクチンの配送、4月8日から始まります。その高齢者のワクチンが始まる時点においては、もう全て冷凍で配送をいたします。より安定した管理体制の下で、このワクチンの接種を実現できるようにやっていきたいと思います。