3府県に「重点措置」西村&尾身氏会見(全文3完)地方部と都市部で分けた考え方をすべき
医療キャパによって対策をどこで打つかが変わる
そういう意味では早く打つことが、適切に早く打つことが重要ですけど、そのとき1つ考えなくてはいけないのは、みんな、感染の数というものを今、考えていますけど、実は感染の数というものは独立してあるわけじゃないですよね。感染の数がどんどん増えていくと、それぞれの地域によって、地域で医療のキャパシティーがありますから、それによってどこで打つかっていうのは違ってきますよね。そういうようなことがあるので、そういうことをしっかりと、分かりやすく政治をするというのを、なるべく早くしないと間に合わないということが。 今回も、実はわれわれ、そういうことを考えていたんだけど、宮城なんていうのはすぐにいって、こういうことを示す機会の前に上がったという、ちょっとジレンマがありましたけど。ともかく、首都圏も非常に大事ですから、なるべく早く、より適切な判断が、国、自治体ができるように、専門家としてのインプットといいますかね、専門家としての見方というのをあれして、より合理的な判断が迅速にできるような考え方、指標等々を出したいということであります。 司会:大変恐れ入りますが、このあと事務方、ブリーフィングございますので、以上で西村大臣、尾身会長の会見、終了させていただきます。 西村:ありがとうございました。 (完)【書き起こし】3府県に重点措置初適用 西村大臣らが会見