名古屋市・河村市長が定例会見8月16日(全文2)メダルの交換費負担は政治的寄付に相当
ハラスメント講習の詳細の説明を
朝日新聞:では続けてですけども、ハラスメント講習というのは、どこで、どんな方の講習をどれぐらい、何時間ですとか内容ですとか、何をあったか説明してもらってよろしいですか。 河村:あまりご本人が自分のこととかは言ってくれるなということを言っておりますので、名古屋市内東区の某所におきまして、ハラスメントとはどういうことかということですね。去年、法律が通っておりますので、その中で人に対するものと環境全体に対するものとありますよという。特に大きい話で、よく、僕とすると覚えておりますけども、そんな話があったということです。また、うちの事務所にも来ていただきましてやっておりますので延べ数時間と言っても、4~5時間になるんじゃないですか、延べで言いますと。 朝日新聞:今後も市長、同じように、理解するという意味で、引き続きやっていきたいというような思いはありますか。 河村:そうですね。今のところ厚労省の法律は大企業だけですけど、中小企業は、何年からだったかな、法定されてますけど、そういうふうに市民の皆さんにも広がっていきますので、ぜひ、なんですか、生きる化石といいますか、そう言った人もいますけど、河村は、そういうような状況ではもう通用しないということはやっぱり自分できちっと勉強せないかんもんですから、そんなことで講習はさらに続けていきたいと思います。
職員からハラスメントを指摘する声はなかったのか
朝日新聞:一方で市長、過去に、先週おっしゃったようにハラスメントの疑いがある発言っていうのは今回初めてじゃなくて、いろんな、表敬訪問ですとか街頭の場でもされていたと記憶しているんですね。もちろんメディア側としても、そのことを見過ごしてきたという自戒を持ってるんですけれども、一方、職員のほうからそういった声は挙がらなかったんでしょうか、これまで。 河村:僕は、写真撮るときなんかは極力どの人に対しても肩組んで撮りますので、フレンドリーに。という前に、ほとんどの場合において、触ってもええかねとか、そういう発言をしてきたんだけど、市長、それはやめといたほうがええよということを職員から言われたケースはありますよ。なので、そういうときにはやめますけども。この辺は大変悩ましいところですけど、写真なんか撮るようなときはやっぱりフレンドリーというか、親密な、肩組んで撮るというのはええんでにゃあかと私は思ってきましたけど。やっぱり特に子供さんたちなんかはね。だけど言い方もいろいろ変えないかんで。 この間も質問がありましたで。特にちびっ子ちゃん。ちびっ子ちゃんというか小学生なんかじゃ、男の子には、大好きな女の子おるかねと。ほんで女の子には、大好きな男の子おるかねというのはずっと長い間やってきましたけど、やめないかんな。かといって、やっぱり一言、僕の気持ちからすると子供さんなんか、例えば、名古屋市長と気軽に一言、二言話せるというのは非常にやっぱり喜ばれることなんだでね。だで、なんか、別に学校、勉強のことを言っちゃいかんわけですよ。かえって負担になっちゃうから。だけど子供さんにとって学校楽しいっちゃ? と、精いっぱい好きなことやらないかんよでもええんだけど、そういうことの話で、なんか話ができるように、市長というのは政治をやるものというのは、それは重要じゃないかと僕は思ってます。