大阪府・吉村知事が定例会見4月14日(全文2)宣言時は大幅な休業要請が必要
重症の確保病床数を上回ったことをどう思う?
NHK:すいません、NHKの佐藤と申します。同じ重症者数についてお聞きしたいんですけれども、きのうの時点の重症者数を見ると233人で、今、中等症で留め置きをしたり、先ほども確保次第、確保病床は積み上げられていくという話がありましたが、現時点の重症病床の確保病床数を見ても227で、重症の確保病床数を重症者数が上回ったということについてはどのように思われていますでしょうか。 吉村:やはりそれだけ重症治療、重症病床が非常に厳しい状況にあるということをまさに如実に物語っているというふうに思っています。それだけ重症患者が急増して厳しい状況にあるということです。それは、その厳しさは認識をしています。 司会:はい、後ろ。
クラブ活動の自粛はどの程度までか
読売テレビ:読売テレビ、【フクシマ 00:34:54】です。当然、今日の本部会議で決めることなんで、言える範囲だと思うんですけれども、一部報道でクラブ活動の自粛みたいな言い方で出ていてですね。やっぱり子供たちにとってはクラブ活動、今週末に全国大会を控えているような子たちもいて、非常に、クラブ活動の自粛がどこまでなのか、要は大会にも出ちゃいけないのか、それとも少しだけ活動時間を短くするだけなのか、分かる範囲で、言える範囲でいいんですけど、やはりちょっと今、不正確な情報が出てしまっているので、知事の口から、今の考えでよろしいので、ちょっとおっしゃっていただければうれしいです。 吉村:まずこの部活動については、やはり原則としては自粛をお願い、要請しようと思っています。ただ、おっしゃるとおりの公式戦であったり、どうしてもこれはやらなければならないというものもありますから、それについてはその学校の個別の判断、顧問の個別の判断で、例外的に感染症対策を徹底して行うということが適切ではないかと思っています。それ以外もたくさんの部活動があるわけですけれども、基本的には部活動については、やはりまん延防止の期間中はいったん中断をしてもらいたいと思っています。ただ、どうしてもいろんな大会とか、もう最後の、最後のというか、もうどうしてもこの公式戦、ここしかないんだというものについては、もう学校の個別の判断で例外的に対策を実施して行うというのが適切ではないかというふうに思っています。 もう1つは、やっぱりオンラインですね。オンライン授業の活用。これを積極的にやるべきではないかと思っています。これだけ感染が広がる中で登校することに非常に不安を感じる保護者さんもいらっしゃいます。一斉休校はやらないです。これはいろんな弊害もありますし、それから医療従事者、エッセンシャルワーカーのお子さんもたくさんいらっしゃいますから一斉休校はやらないですけれども、学校において、今オンラインの授業の体制、十分ではないながらも、なんとか確立をしているところでもありますから、今ここでそれを積極的に活用して、不安を感じる生徒さん、児童さんについては、出席しなくても学ぶ機会が保障されるように、そして出席しなくても不利益に扱われないように、そういったことが必要ではないかと。小中高については、そういうふうに思っています。 読売テレビ:その小中高の対象というのは、当然もう府内の、それは私立とか関係なく全てにっていうお願い? 要請としては全てにという? 吉村:要請としては全てにです。