大阪の聖火リレー2日目スタート 無観客も「五輪まであと100日の時に走れてうれしい」
東京オリンピック聖火リレーは14日、大阪府で2日目を迎えた。新型コロナウイルスの感染急拡大のため公道での実施が中止となり、前日に引き続き大阪府吹田市の万博記念公園で、一般の観客を入れずに行われた。 【写真特集】大阪・無観客の「聖火リレー」は万博記念公園で
大阪府の聖火リレーは、同公園に整備された約3キロの周回コースを、ランナー1人につき200メートルずつ走る形で行われた。 14日は大阪府泉佐野市や岸和田市、大阪市などを走る予定だった90人のランナーが走る予定となっており、ランナーの家族からは「きょうでオリンピックまで100日という時に走ることができてうれしいなあ」という声も聞かれた。 同日の第一走者となった泉佐野市の西村成生さん(71)は、1964年の東京オリンピック聖火ランナーの伴奏者を務め、今回は自らが聖火ランナーとして走ることができた。
この聖火リレーは同日午後4時までの予定で、ランナーが走り終えると聖火皿への点火式が行われた後、徳島県へ聖火が引き継がれる。