大阪府・吉村知事が定例会見4月14日(全文2)宣言時は大幅な休業要請が必要
去年並みの厳しい措置が必要か
朝日放送テレビ:知事がおっしゃってるように去年の緊急事態宣言の際に人流を6割から7割抑えるということが目標だったと思うので、そのレベルの去年並みの厳しい措置が、決定は政府ですけども、必要だというお考えですね。 吉村:そう思っています。それを、だから本来であれば太く短く、ぐっとやるっていうのがあるべき姿では、感染症対策としてあるべき姿だと思ってますので、強い措置を集中的にやるというのが必要ではないかと思ってます。 司会:ほかにございますか。そしたら正面。
病床確保の次の一手は?
関西テレビ放送:関西テレビ、上田です。病床が非常に逼迫しているという状況において、今、重症病床の確保について何度も重ねて要請されている状況だと思うんですけれども、現在の感染状況を見ていると今後もさらに厳しい、要するに100%を超える可能性は十分ある状況の中で、次の確保の一手というか、次に考えられておられることって何かあるんでしょうか。 吉村:基本的に重要病床っていうのは限りがあります。でも限りがあると言ってしまうと、これは思考停止にもなってしまうので、できるだけこの緊急事態時においては、重症病床の実施できる力のある病院には最大限の協力をお願いしたいというのを、もう1つ1つこじ開けていくしかないというふうに思っています。 そういった意味で、今さまざまな呼び掛けというか、個別の話もしてるところでもあります。どうやったら確保しやすいですかという話をやっぱりお聞きしても、急ぎでない手術、入院等についてはもう止めるという判断をしっかり示してもらったらありがたいとか、そういった意見も出たりもしましたので。それはもう部局からも聞きましたけども。ですので先日、その発表もさせていただいたということで、できるだけ病院において重症病床確保、1床でもできるような環境というか、それでできる限りのことを府としてもやりつつ、そして力のある病院については、緊急的に非常に病床が厳しくなっていますから、病床を1床でも増やすということを、1つ1つの重症病床にお願いをしてもらうということにやっぱり尽きるんであろうと思います。 重症者の転院のシステムとか転院のフォローアップとか、そういった基本的な仕組みはもう完全に出来上がってますので、後方支援病院も、昨年末はほとんどないような状態だったのかな。今もう、でも1300床ぐらいになってますから。後方支援病院とか、そこの病院間の連携とか、そういったものについては、つまり重症者が回復したあとの転院とか、そういったことについてはある程度、準備はできていますけども。今、まず数がぐっと増えていますから。やっぱり感染の山が収まると今度、転院、入院する人と退院する人の、一定の期間になってくるとバランスが取れてくるわけですけど、それまでは上がり続ければ増え続けるということになるので、なんとかまずこの感染の山を抑えたいということが1つと。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月14日 全文3に続く