小池都知事が定例会見2月12日(全文3完)ボラ辞退者はぜひ戻ってきてほしい
東京都の小池百合子知事は12日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「森会長の後任巡り、小池都知事「世界が見ている」 定例会見(2021年2月12日)」に対応しております。 【動画】森会長の後任巡り、小池都知事「世界が見ている」 定例会見(2021年2月12日) ◇ ◇
この状況を今後どう立て直していくのか
共同通信:では2点目なんですけれども、会長の交代の関係で、すでに大会の開幕まで半年を切っておりますし、聖火リレーまではもう1カ月余りに迫っている中でのトップの交代には、知事もおっしゃるように、海外から非常に注目が集まっておりまして、今回、先ほど知事は言及されませんでしたけども、後任を巡っても今ちょっと混乱が起きていて、さらに混乱、開催への不安なども出ている状況なんですけれども、こういう状況を今後どう立て直していかれるのか、組織とともにですね。この辺りを開催都市のトップとしてどうお考えになるのか、お聞かせ願いたいと思います。 小池:東京都からも、副事務総長をはじめ、都からの職員、また、都の関係者が多数、組織委員の委員会のほうで活躍しています。その総数は3500人中900人ぐらいでしょうか。そしてそれはなんのためかというと、やはり東京2020大会を真に意味のある、そしてレガシーとして残るオリンピック・パラリンピックにするためであります。 ご質問にありましたように、もう時間が限られている中で、今、喫緊の課題としてコロナ対策に臨んでいる。今日初めてワクチンが届いたということでありますけれども、これからどのように順序立ててウイルス対策としてのワクチンの接種を進めていくか、ここは国と連携しながら進めていく必要がございます。 そして、これから組織委員会のほうで、どのような手順でどういうふうに決めるのかについては、そちらのほうでお決めになることかと思いますけれども、都といたしましてはやはり透明性を持って、そしてまた、リーダーがどのような考え方の下でどう進めていくのかということを、やはりその人を通じて発信をしていくということも、今、残念ながらスポンサーの方々、また、ボランティアや聖火リレーでこれまで予定しておられたところにも大変ご不安をお掛けしているわけですから、そういった大切な方々、アスリートはもちろんですよね。そういった方々にもきちんと伝わるような、そういう手続き、透明性を持って進めていただきたいというふうに強く思っております。