小池都知事が定例会見2月12日(全文3完)ボラ辞退者はぜひ戻ってきてほしい
会長職は女性に務まるポジションだと思うか
フジテレビ:また、知事は女性初の防衛大臣ですとか女性初の都知事として、女性のトップランナーとしてやっていらっしゃったと思うんですが、この組織委員会の会長っていう職は、例えば民間の女性ですとか、そういった女性でやっていけるポジションだっていうふうにお考えでしょうか。むしろ民間の女性とか、そういった新しい立場の人を入れていくというのを、どのようにお考えでしょうか。 小池:まず日本独特のご質問だと思います。女性だ男性だではなく、今、申し上げた多様性、そして調和、これを実現していくためにはどういうリーダーが必要なのかということが問われていて、その方がたまたま女性か、そしてまた、男性なのか。もっともIOCのほうからは、皆さんも報道されておられますように、女性の共同会長をなどという話が来ているということもお伝えになっているかと思います。報道が錯綜しているのはこれから、皆さんing形でお伝えになるので、まとまってから、またこれからの、組織委員会のほうのどのような議論になるのか、まさしく注視していきたいと、このように考えております。じゃあラストで。
ボランティア辞退者が復帰を希望したら?
NHK:NHKの成澤です。森会長の発言の影響で都のボランティアの辞退っていうのが相次いでいたと思うんですけれども、今回、森会長の辞任を受けて、仮にそういった辞退を申し出た人が、またやりたいですと言ってきたときに、都としてどのように対応するか。 小池:それはもうぜひやっていただきたいです。再び戻ってきてほしいです。本当に多くの方々が、よっしゃ、一緒にやろうっていうのが、まずモチベーションを上げ、そして、今コロナでそれどころじゃないっていう、アンケートなどを見ますとそういう形が多いんですが、とにかくコロナを抑えていくことは皆さんのご協力なくしてあり得ない。 今、大坂なおみちゃんが全豪テニスで素晴らしい、どんどん勝ち上がっていますよね。あれを見ているとスペクテーター、観客はどうなっているのかな、私も非常に関心を持って見ています。先日もガイドラインを決める、まだ初版ですけれども、出たばかりです。これらをこれからどんどん状況に応じて詰めていくということによって、東京大会が本当に意味のある、世界に発信してレガシーが残せる、そのような大会にしたいと思っておりますので、ぜひボランティアの皆さんで、諦めちゃったというか、そういった方々へも、もう1回、一緒にやりましょうよということを私からも、都市ボランティアは東京都でありますし、組織委員会は五輪のボランティア、IPCの、パラリンピックのボランティアでいらっしゃいます。もう一度、また戻ってきてくださることを心から期待しております。また、そういうふうな流れになっていくように期待をしております。 司会:本日の記者会見は終了いたしました。繰り返し申し上げます。本日の記者会見は終了いたしました。 記者:性差別主義者は森さんと同じじゃないですか。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見2月12日